ついに
トランペットを買いました。
散々悩んだが、結局
H先生の初レッスン。の時に出会った、スパーダに決めた。
スパーダについてあまり詳しく語られているHPが見つからなくて、なんと2ちゃんねるの
あたりの楽器 はずれの楽器が一番、情報が多かったりする。興味のある方は、
追記にこのリンク先のスパーダについて語られている部分を貼っているので見てみてください。

これと出会ったのもやはり
運命的だと思う。
本来この金額をかけるなら、シルキーにする人は多いと思う。
でも、出会ってしまったのだ。
まるでクーちゃんに出会った、オジサンの気分。
そもそも、
・次は金(ラッカーでも、メッキでも)
・次は実はバック
と思っていた。
たしかにシカゴ、ニューヨークも、いい楽器だと思った。だが。

もちろん(?)これはおじいちゃんの懐からであると書いておくべきであろう。
ありがとう(T(T(T(T_T)T)T)T)うるうる 。
とにかく、深い金メッキの色と、バックらしい華やかさの上に、広がる響き。重厚な音色。
こんな楽器が手に入るとは。
思えば、
JマイケルB級:1万円(2005年3月5日/
出会い)
↓
ヤマハYTR4335GS:7万1000円(2005年8月18日/
楽器の価値★そして↓
ジュピター:6250円(2006年5月9日/
バイオリンレッスン。ときて、本日
スパーダ バックチューンナップ72ベル:52万円(2007年6月2日
である。
この出世しようは何なんだ★
ちなみにケースも買った。それは明日以降にまたUPしようかな。
スパーダについて
43 名前: 名無し行進曲 投稿日: 01/12/02 06:51 ID:Y/hWBLdX
スパーダはスイスのスパーダ社が作ってる楽器です。
野中貿易は全く関係ありません。
バックのスパーダとベルカントのスパーダがあります。
ベルの大きさも37,43,65,72があり、GベルとかC管とかML,L とか、一台一台全部違います。
部品も一台一台違うので、同じスパーダは存在しません。
楽器が分解できるので、チューニング管だけにもなりますし、ベルも外れます。
スパーダは、どのスパーダでもあたり楽器です。
はずれは存在していません。
ちなみに定価は80万です。
44 名前: 名無し行進曲 投稿日: 01/12/03 12:17 ID:yU6RNLjs
>>43
スパーダ、知り合いが持ってるよ。
80万?そんなに高くなかったと思うよ。確か50万位だったと思う。
ちなみに仕様はバックスパーダの43Gベル、MLボア、GP。
漏れも試奏につきあったが、少なくとも通常のバックとは別物。
5,6本吹いたが、確かにはずれ楽器はなかった。
・・・あくまで漏れ的には バックとして考えると高く感じるが(バックのGPが今は定価33万だから) 日本では代理店がぼったくっているシ○キーB5のGP買うんだったら、 漏れ的にはバックスパーダを勧める。ベルカントスパーダはカタログには あるが、ベルカント自体がトランペット作成を止めたのでものがないみたい。
ちなみに神戸のグ○ンド楽器で購入してた。
45 名前: 1 投稿日: 01/12/03 14:10 ID:DEEHB12a
ふむ・・・普通のバックとは全く別物であることはよくわかりました。
スイスのスパーダ社が作っているのですね。
もう一つ疑問なのは
「バックスパイダ」と「ベルカントスパイダ」というのは
1.スパイダ社がバックやベルカントの楽器の設計に準じて
それぞれと同じ仕様(同じ規格)のものを制作している
2.既成のバックやベルカントをチューンナップし
スパイダブランドで発売している
3.全く関係がなく単に「バック風」「ベルカント風」という意味合いで
ネーミングした全くのオリジナル楽器
のうちのいずれなのでしょうか?
また「はずれがない」というのはどういった部分なのでしょうか?
一本一本カスタムで同じ楽器が存在しないということは品質のばらつきを指しての「あたりはずれ」でないことはわかります。
さらに詳しい説明を希望します。
46 名前: 1 投稿日: 01/12/03 14:19 ID:DEEHB12a
ちなみにgoogleで検索してみたのですが残念ながらそれらしいサイトは
発見出来ませんでした。
47 名前: 44 投稿日: 01/12/03 16:31 ID:yU6RNLjs
>>45=1
誤:スパイダ 正:スパーダ(SPADA)
バックスパーダ、ベルカントスパーダは、共にそれぞれバック、
ベルカントの純正パーツをパーツの状態で仕入れて(例えば、ベル、ピストンセクション、抜き差し管等)選別後に1から組立てているらしい。その際にオリジナルのマウスパイプ、チューニングスライドを組み付け、ベルはチューニングベル仕様となっている。
また各種支柱(ピストン手前側のべ座、ピストン奥側のベルとつなぐ支柱、第1抜き差し管とベルをつなぐ支柱)は、チューニングベル仕様のため可動支柱となっている。またメインチューニングスライドの支柱も可動式、メインチューニングスライドにはさらに可動式のウエイトもある。ここいらを動かすとかなり音色が変化するので、音色を好みに合わせられる。
だから問いの答えとしては一応、2になるが、かなりオリジナル色が強い。
ピストンもバックショップカスタムのバックよりしっかりした感じだし、
各パーツの精度も抜群に高い印象。バックスパーダしか吹いていないが
ベルの違い(37,43,72等ベル番やイエローブラス、ゴールドブラス等材質)は、オリジナルのバックに準じた変化があるが音のグレードは非常に高い印象
いいことばかり書いたが、ネックは価格。通常のバックが2本買える。
GPとはいえ、ちょっと高い。漏れは今使っている65Gベル、43マウスパイプMLボアのバックショップカスタムのラッパに満足しているので当分いらないが買いたい衝動にかられ、買ってしまうかも?でも高いなぁ。
興味があるようだったら、輸入代理店は漏れも良く知らないので、販売店の神戸のグラ○ド楽器に問い合わせてみれば?
なお、「あたりはずれ」は漏れ的感想なので・・・、しかし組み立て精度に負うところが大きいのでは?漏れは2本バックショップカスタムの楽器を持っているが、そのどちらも満足のいくものだった。
メッキやハンダの仕上げでは通常の工場ライン製作のものに劣る部分もあるが、ピストンや各所の可動部分は抜群にいいしピストンのアライメントもしっかり出ている。昔に比べて良くはなったが今でもバックは組み立て精度が低い。
ヤマハなどは工業製品としての精度は高いが、そのために犠牲にしているものがあるように思われるのは漏れだけか?
48 名前: 名無し行進曲 投稿日: 01/12/03 16:48 ID:wKpw8cMZ
>>47
>ヤマハなどは工業製品としての精度は高いが、そのために犠牲にしているものがあるように思われるのは漏れだけか?
精度の高い良質な楽器をいかに均質に提供するか。
世界の名器といわれる楽器は何が違うのか。等々、
ヤマハの管楽器技術者がいかに心血を注いでいるかを プロジェクトXの番組にしたらマジ泣くぞ。(俺は別に身内じゃないが)
金に糸目をつけないならヤマハだってフルオーダーメイドのアトリエチューンとかはできる。バックショップカスタムとか、スパーダとかと比べるなら最低限そのへんを引き合いに出してほしいね。
数打ちの量産品ですらあれだけのクオリティを維持できること、
本気になればすごい楽器もきっちり作れること、という点がヤマハのすごいとこだと思う。もっと誇ってもいいはず。
ウィーンフィルでのヤマハ採用はダテやコネじゃないよ。
49 名前: 名無し行進曲 投稿日: 01/12/03 16:48 ID:zd0SplbT
50 名前: 1 投稿日: 01/12/03 16:50 ID:DEEHB12a
>>44=>>47
おぉ、早速の詳細なレス、ありがとうございました!!
スパイダでなくスパーダですね、失礼しました。
ふむふむ・・・これは勉強になりました。そのようなメーカーが存在するとは・・・。実は私はホルン吹きなのですがそれでもこのトランペットにはそそられるものがありますねぇ。
トランペット吹きの皆様はいかがですか?
しかし、このことから「あたりはずれ」に関する非常に重要な点がピックアップされたような・・・。
つまりパーツは部分的なチューンナップを除けば基本的には正規品(という書き方にも問題がありますか・・・ようは普通のバックやベルカントのこと)と変わらないわけで、大きな違いは組み立て方作業の精度のみ。
で、話を最初に戻しますと、ということは同一機種・規格での 「あたりはずれ」は材質そのものよりもこれらの作業の精度の差(メーカーにしてみたら 偶然・・・という範疇のものでしょうか?)が大きい(特に金管楽器では)ということを証明することに他ならないということですよね。
51 名前: 1 投稿日: 01/12/03 17:05 ID:kN0ps3E2
>>48
確かにそうですよね。
ヤマハの製品の均一性はすばらしいと思います。
(すべてとは申しませんが・・・笑)
しかし、ここでさらなる疑問。
例えばヤマハの場合、一般に販売されている(カタログに載っているような)普通の楽器でもカスタムクラスであればかなりの品質管理は行っているはずでしょうに・・・。
正直、例えばバックあたりなら品質管理や精度チェックの問題はたぶんにあると思うのです。
購入して間もないバックのトランペットのピストン抜いたら入らなくなってしまった・・・なんてケースや明らかな金属の「バリ」削りカスなどが残っているケースをよく見たり聞いたりします。
でもヤマハのような精度の高さを売りにしているメーカーの製品がパーツの組み替え、作業工程の見直しだけで品質に差がでてしまうのなら問題では?
もちろんチューンナップによるパーツ変更、設計変更等による音色の変化は考えないものとします。
ところで>>49は何?
52 名前: 名無し行進曲 投稿日: 01/12/03 17:12 ID:LFbnCThN
>>51
ヤマハがパーツの組み替え、作業工程の見直しだけで品質に差がでてしまう、という実例は具体的にどういうところで体験したの?
もちろん木管楽器の調整不足とか、上記以外の要素(天然材質の不均一性やハンドクラフトによる金属応力のばらけとか)による楽器の個体差なんかの可能性は抜きで。
53 名前: 名無し行進曲 投稿日: 01/12/03 17:15 ID:LFbnCThN
パーツの組み替え、作業工程の見直しだけ、なんてのはフルチューンとは言わない。そんなのだけでプレミア楽器として金をぼったくれるバックやスパーダが糞。
54 名前: 名無し行進曲 投稿日: 01/12/03 17:17 ID:LFbnCThN
ごめん。53訂正。スパーダは悪くない。糞楽器を乱造しているバックが超糞。
55 名前: 44 投稿日: 01/12/03 17:18 ID:yU6RNLjs
>>48
ヤマハもYTR-9***の楽器は良いと思う。
漏れもロータリートランペットは、ヤマハYTR-936Gのノーラッカー仕様
を使っている。この楽器には満足している。アトリエ仕様は吹いたこと
無いけどヤマハのアトリエは結構評判イイのでいいのかもな?
マローンチューンのYTR-6445(米国仕様C管)を吹いたことがあるがこれも素晴らしかった。
これらは職人的精度の高さに負うところが大きいと思う。
ただプロダクトモデルの工業的精度の高さが必ずしも「あたり」に反映
されないことの事実としてヤマハを引き合いに出した。ヤマハファンスマソ
バックのプロダクトモデルはその精度のばらつき(悲しいが)により今でも偶然の産物「ワン・オブ・サウザント」が出来ることもまた事実。
職人的精度の高さ=職人の長年の経験による技術的裏付けのある勘スパーダが何人の職人で組み上げている判らないが、クラフトマンシップの
息づく楽器の良さでしょうね。ロマンだなぁ。
そういえば、昔パイパーズでヤマハがモンケの材料を科学的に検証したが部材の不純物に規則性が認められなかった旨の記事を読んだ覚えがある。
ヤマハの研究熱心さはすごいと思うが、楽器の「あたりはずれ」は「カオス理論」かもね。
56 名前: 1 投稿日: 01/12/03 17:18 ID:kN0ps3E2
>>52
いえいえ、>>48の
>金に糸目をつけないならヤマハだってフルオーダーメイドの
>アトリエチューンとかはできる。バックショップカスタムとか、
>スパーダとかと比べるなら最低限そのへんを引き合いに出してほしいね。
を読んでのレスです。スパーダの話しとの比較だったのでヤマハアトリエでもこのような作業をしているのかと・・・。
もしヤマハあたりでも作業精度見直しの余地があるのなら問題なので?というつもりだったのですが・・・
わかりにくい書き方でスマソ
57 名前: 1 投稿日: 01/12/03 17:22 ID:kN0ps3E2
あ、前後しちゃいましたね、>>55
よくわかりました。納得です。
58 名前: 1 投稿日: 01/12/03 17:31 ID:kN0ps3E2
>>55
>バックのプロダクトモデルはその精度のばらつき(悲しいが)により
>今でも偶然の産物「ワン・オブ・サウザント」が出来ることもまた事実。
>職人的精度の高さ=職人の長年の経験による技術的裏付けのある勘
>スパーダが何人の職人で組み上げている判らないが、クラフトマンシップの息づく楽器の良さでしょうね。ロマンだなぁ。
なるほど!激しく同意です。
「ワン・オブ・サウザント」はある意味「突然変異種」だったりするのかも(藁
しかも奏者1人1人にとって「ワン・オブ・サウザント」は異なる訳ですからね。
以前ヤマハ関係者から聞いたことがあったのですがヤマハの金属精錬・研究は最初はいかにして金属から不純物を取り除くかが焦点だったのですが、最近ではどの程度のどんな不純物をまぜるか?の研究をされておられるとか・・・。
まさに「カオス」ですね。
素敵な楽器に出会えて本当に良かったですね。
きっとお互いがひかれ有って出会うべくしてであったのでしょう。
そんな運命の物はどんなに金額が張ろうとも、神様は手に届けてくれる物なのです。
お祖父様は音楽の神様のお使いだったのでしょうか。(o^^o)
どんな時も音楽を楽しめる、素敵な奏者になってくださいねぇ~~。(とお伝え下さい)