家族との距離。

「言わない事は人には伝わらへんで」
と、下の息子に放った言葉。親子であっても、
「言わなくても分かるでしょ」
は通用しないのだ。

別の脳で、別の感覚。
後悔しないために、自分の思いを「言葉で伝える」

うるさい、言葉が多い、説明がヒツコイ。
でもいいのだ。いろんな方向から、いろんな言葉を尽くして。
それでも、破れない壁ばかりだ。
けど、自分自身がそもそも、そういう「世界を勘違いしている」人間であり「人の気持ちなんてどこまでも分からない」
自分の偏った尺度しか持ち合わせていない。

その事を「いいのだ」って。
所詮それだけだ。いいのだ。
自分を肯定できることが、幸せなのだ。

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その上でまだ「でも、そうだろうか？」
「もっと上は？快適は？至高はどこにある？」
それが大事だと思うわけで。

当たり前だけど、どこまでもどこまでも追い求めたい。

花を育てて、咲かせて思う、枯れてなお、まだまだ種を残して増えていこうとする、その美しさ。
見た目ではない。「美しく生きる」って、だいじだよな。
なんか、53歳にして思う。こっから咲かせる花はそうであれば良いのにな。

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少子化だから、子供たちはだいじだ。
子どもを産める子たちもだいじ。

でも、人数が減っている分、50代60代の生きがいもやりがいの「命」も伸びているような気がする。
自由になる時間が80年だとして
20歳（性）30歳（産）40歳（育）50歳・・・解放！から30年・・・長いぞ！
「生み出す力」「育む力」「追求し高める力」。リタイアには程遠い。
本当に「自分のため」の時間を手に入れて、高める50代からの「余生」

それこそが本当の「人間としての価値」。
子どものため、でもなければ、誰かのためでもない。生まれてきてこれまでの経験を蓄積してきた、自分のために生きる。
それでいいよね。