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BRASS思考でいこう!  

工藤音楽教室講師工藤直子です。上の息子工藤臨は2007年6月の中学3年生からセンチュリーユースオーケストラでトランペットを吹いてきました(2017年就職により退団)。大阪桐蔭高校吹奏楽部を経て、大阪教育大学芸術音楽コース卒業。 現在ヤマハ製造工場、ヤマハ吹奏楽団員として演奏活動頑張っています。下の息子、工藤仁はピアノを弾いています。2014年ショパンコンクールinアジアにて奨励賞受賞、2020年はプロコフィエフ「ソナタ第3番」に取組中。

今年の総括。

多くの出来事や書くべき事を、怠慢によりスルーして、今年が終わろうとしている。
しかし、年賀状を作りつつ、親戚を始め、知り合いにブログのURLを載せた葉書を出して、更新しないとは何事ぞ?とも思ったり。

今年の出来事を振り返ると、
■1月、アバンティの舞台。息子達でトランペットとピアノで出演するも、大失態。

■その後、センターを受け、3月国立の前期試験。
6日に落ち、またその当日はうちのピアノの発表会であったという・・・。

■そして、息子2人とも、高校、中学をそれぞれ卒業し、下は3月11日は卒業式。

■上の息子はまさに愛知に受験に行っていて、名古屋駅で東北大震災の揺れにあった。

その日の実技では、シクッたらしく、翌日の結果のネット発表で、後期も落選。

浪人が決まった日、何も知らず「息子は1人でメルトダウン中」などと、ツイッターやmixiに書いていたら、まさにその時、その時間に実際に福島でメルトダウン中であった。

■そんなタイミングで、震災と津波の映像が日々テレビで流れる中、浪人生活をどう過ごすかの覚悟を決め、まずは運転免許を取得しに、合宿で教習所に入所。

とりあえず、免許保有者にはなれた。

■新学期は予備校で迎えた上の息子。

下の息子は、大阪の公立で最もよい工業高校に合格し、順風満帆・・・かと思いきや、いきなりの欠点多発。
現在も、進級の危機!!

まったく、兄弟そろって、なにやら危機的状況である。たのむぞな;;。

■5月に、ふと、心によぎり、「そうだ、グランドピアノを買いたい」と。
最初冗談のように話していたり、ツイッターでつぶやいてきたが、末には現実になり、7月には防音工事の見積もり、8月には中古ではあるがピアノを購入。
人生の中でも、大きな買い物をする事になった。

■8月、ネソコンデビュー!息子達二人をけいぴょん先生が、引っ張ってくださいました。

■夏に、ダンナの母の法事で宮城へ。

そこで、震災の爪あとの未だ癒えぬ、東北を見る。
しかし、幸いおじいちゃんの家は宮城だが内陸で、揺れは大きかったものの、津波は来ず。

■秋、けいぴょん先生からの提案で、いくつかの演奏舞台を経験。それは浪人生活の、様々な難しい気持ちの中で本当に救われた、改めて音楽をやる意味を見出せるものだった。

■センチュリーユースオケでは、ブラームス、シベリウス、チャイコなど、やりがいのある楽曲にも出会えた。秋には福島TVジュニアオケとの共演も。


今年は、浪人生活でありながらも、いろんな先生方に支えていただき、またyoutubeデビューも果たし。
もちろんまだまだ、ではありますが、一歩ずつでも、くじけず、立ち止まらず過ごせたかな。

後から振り返ったら、今年2011年という年が、自分達の人生においてどんな意味を持っていたのか、判断もできるかもしれない。

やっぱり、上の息子が来年、大学に受かれば「良かったのだ」と思えるだろうけれど。

全ては、それまで。全てはそれから。

来年こそは、合格できますように。

ついつい、息子の事、息子の目線で書いているような事もあるけれど、まだまだ進学は二人三脚ならぬ、家族四人五脚。一人転ぶとみんな転んでるのと同じだし。

しかし、四人で七転八起。

そう年末に思えているのは、やっぱり幸せなんだと思う。

来年、またそんな事が書ける年になりますように。
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[ 2011/12/31 01:08 ] 音楽 | TB(-) | CM(0)

絶対音感について。

イマドキの、ピアノレッスンにおいて、私も左側の欄に書いているとおり、「絶対音感をつける方法」などというものは、実は、検索すればすぐに読むことが出来るし、特別に訓練に時間や料金がいるようなものでもない

また、うちの息子の小さい頃なんかは、本屋さんで「絶対音感をつける方法」を書いてある本を、買って実行した。

その中でも、これは、実は実行したらほぼ100%できるし、もって生まれたものではない、訓練で出来ることだし、また「親がプレゼントしてあげられる能力」という記述もあった。

なのに、ピアノを習っているのに、ドを鳴らされて当てられない、という事があるならば、それはやり方を間違っているということになる。

そもそも、「8歳くらいまで」と言われる、この「絶対音感」能力。なぜならば、脳の発達上、小さいうちの聴覚とその理解に関わる分野が未発達なうちにこそ付けられるもの。ある音程を聞いて、反射的に「ド、ミ」などの言葉に置き換わるのがそれで、何かの音と比べて、ドレミを答えるのとは違うので、「比べてしまう」知恵が付いてからではそれが邪魔になる。

ピアノは、幼児教育、という一般常識は一応浸透しているので・・・ピアノを習いに来てくれるのは、幼稚園さんの子が圧倒的に多い。

しかし、その時期は、聴覚優位な子が多いのに対して、やはり視覚分野が弱い子が多い感触がある。

もちろん、全員ではなく、うちの下の子のように、2歳から楽譜が大好きで、読んで弾くタイプももちろんいるけど。

そこで、レッスンの優先順位として、まずは、絶対音感をつけるための和音、コードとスケールの練習が最優先。実は楽譜と向き合うのは、何歳からでもできる。私が32歳からやったようにww。

実はそうなので、あまり、必死に小さいうちから譜読みが出来ないといけない、といい切るつもりはない。が、先の記事にも書いていたように、じつは「絶対音感」なんぞは、標準搭載で、その上で、読んで理解することが出来て、やっとスタートライン。

そこから、感じ方、性格、表現に繋げていく。

そこからが、本当に「持って生まれたもの」やら「才能」と言われるものがようやく重要になる世界だったりする。


前回の記事では、楽譜読みが重大であることを書いたのに、今度は論調が違うと思われるかもしれないが、「絶対音感、ミミコピ」が、当たり前の事、ということは共通しているかな。

うちの息子達も、もちろん絶対音感バリバリだけど、そして、実は管楽器をやっている人の中には、中学から始めた人も多いので、中には持っていない人もいる。

けれど、精度のいい相対音感と調性感を持ち、素晴らしい演奏をされている演奏家は多くいる。

つまり、絶対音感は「便利グッズ」程度でやっぱり大したことではない

あれば便利な面白い能力程度で、そんなことに甘んじず、どんどん高みを目指して練習を積んでほしい、と、生徒ちゃんたちには思う。

持っていることで、天才のように褒め称えられ勘違いして、せっかくの練習時期を「私のように」台無しにしないよう、しっかり伝えていきたい。
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[ 2011/12/15 23:10 ] ピアノ | TB(-) | CM(0)

ピアノレッスン、雑感。

14日に、3月の合同発表会に向けての会議があり、出演順を決めてきた。

うちの生徒ちゃんたちの、3月の発表会の曲は以前に書いていたとおり。
そして、この度、小1のIちゃんが入会し、前の先生の所で「ベト:トルコ行進曲inC」を弾いているので、その程度の曲で、3月までに仕上げて出てもらう事に。

それで14人。後2人、新入会の方がいるけども、その方々はまた、初舞台は来年にという事になった。


雑感、というか、そうやってレッスンをしていて、感じること。

うちの生徒ちゃんたちは、うまいこと、やる気になってくれていて、特に中学生は、勉強、クラブも大変ながら、続けてくれている。

彼女らはもう、年長、小1からの付き合いで、7,8年目くらいか。さすがに、練習の仕方を試行錯誤したり、意欲を失ってしまうことはない。

自分達の中で、「何のためにピアノを弾いているか」ちゃんと、分かっている。

小学生組みは、これまで紆余曲折あっても、なんとか楽譜を読み・・・なんと、考えれば、全員、ちゃんと読んで弾くことを、実行してくれている。

まだ、「パッと、初見で形にする」とまでは行かなくても。

そして、やっぱり、幼稚園生さんたち・・・。こちらは、半々てところか。

音符は読めても、見ながらは弾けない、というのが、半分。
まったく、読む気がない系は半分。

もちろん、導入において、おそらく多くの先生が格闘する、この、譜読み。

一つ一つ、音譜をドから増やしていき、丁寧に繰り返して「覚えてきたな」と思っても、次の週にはリセットされていたりなど、しょっちゅう。

しかも、やっぱり「拒否派」は実はある時点を境に「全く読まなくなる」

これは、拒否派さんの、共通するパターン。

何故なら、譜読み拒否に繋がる、きっかけの言葉があるから。

それは
「うわー!楽譜もないのに、聞いただけで弾けるって、天才じゃん!すごいよ!」
である。

これ大抵、言われる時は本人も「凄い、私すぐに弾ける!」と思っていたところで、親御さんや周りの大人に言われるので、物凄い事だ!と有頂天になってしまうのだ。

そうなるともう、「楽譜?そんなものなくても、弾けるから!」と思い込む。

これがねぇ。その幻想から「あれ?おかしいな」と気が付いた順に、音譜を読み始めるんだけど。

早く、ミミコピが出来た子ほど、それが「ピアノが弾ける人ほとんどに、当たり前に出来ていること」だと気が付かない。

そして、これは、もちろん、本人の問題でもあるけれど、じつは親御さんにも、問題がある。

やっぱり、多くの子供の演奏、コンクールで勝っているような子・・・。また、オーケストラに入ってくる中学生、弦楽器の子など、もう、ピアノ弾きなどには、足元にも及ばない音感、「絶対音感」と「音程感」を身につけている。

「井の中の蛙、大海を知らず」とはよく言ったもので、たかが、ミミコピで弾けるくらいで、天才だなどと喜ぶのはヨロシクナイ。(と、もっとも、その罠にはまった私がいう!)

聞いて、音程が取れるだけでは、本当に、細かい表現まで理解することは到底不可能で、また「誰かが演奏しているもの」を真似ているのでしかない。

結局、ショパンが残したものは「楽譜」であって「音」ではない。また、例え「ショパン本人演奏」があって、それを真似ればいい、のが「ピアノが上手いこと」でもない。

ショパンが聞いたら「それだ!」と言ってくれる演奏、は正解かもしれないけれど。

それには、「楽譜」を無視しては、けっして近づけない。


私がそのことに、本気で気付いたのは32歳だった(爆)。

息子達に、ピアノをやらせる時に「バイエルでは、3年遅れる」という本を読んで、大変衝撃と、納得を感じたけれど、「楽譜を読まなければ20年遅れる」という本を書きたいくらい、読むかどうかで、その先に出来る事が決まる。

なのに、だ。

説得しても、またイチから、ドから教えても、読まない子がいる。そして、得てしてそういう子はバッチリ、音名をあてられる。

絶対音感訓練は、脳の発達上8歳まで。だから、音感訓練は早く始めるに限るし、そこに迷いも、疑いもない。やらなければ後悔する。

しかし、それをやる時に・・・やっぱり、親御さんの意識の方こそ、変えておかなければいけない、と最近よく感じる。

とにかく、「井の中の蛙」ではいけない。出来て当たり前の事を、褒めすぎて勘違いさせてはいけない。


そして・・・やっぱり「音楽が好き」ということ「演奏が出来る」ということ、「良い演奏」の意味こそを、早く理解してもらわねばならない。

「正しい方向」というのは、音楽は数学のように答えは一つで、必ず導き出されるものではなく、一人ひとりの違い、考え方、性格で、様々に変化する中で、いかに感銘を与えられるか、人の心を動かせるか、ということ。


そして、なにより演奏している本人の心が、震えること。
弾いていくことに対して、そうなるともう、迷いもない。そこに、連れて行ってあげたいのだ。体験させてあげたいのだ。

なのに、その扉の第一歩である譜読みを、しないでもいいと思いミミコピで自惚れちゃう・・・。なんとか、目を覚まさせたい。

だからついつい・・・絶対自惚れているな、と思うところで、ダメ出しをするしかなくなる

それは、親御さんにとっては、ある意味ショックかもしれなくても。

そこで、私の側も葛藤がある。出来ていると思い込んでいる、生徒ちゃん親子に、「ダメ!」と言って、やる気をそがれたのでは、元も子もない。

本心は、たった短期間で、よくここまで、と私自身も嬉しいし、褒めてあげたい。

けど・・・先生とはそういう役回り、と思うし。ただ、やっぱり、物事には多面があり、「ダメ!」で、理由も伝えた上でやらなければ、それはそれまで、かもしれない。

冷たいけど。

そこが、ほんとに「単なる趣味でお友達に教える」のとは違う、お金をやり取りする関係、と思うしかないのかも。

あと、やっぱり、最後は「信じてくれるかどうか」だな。

「ミミコピだけでは、上手くならない」というのは本当の事で、「どうしても、読んで弾かねばならない」。そして、必ず、読めるようにもなるし、やればやるほど簡単になる。

それが譜読みであり、ピアノが上達するということ。

こういった事を・・・「ふん、楽譜なんて無くたって」という考えを変えてくれないならば、それはそれまで。その範囲でできることをやるのが楽しいなら、いいんじゃないかな。

あくまでも、自分が選んだことであり、後悔しないのならば。

実は、一番後悔しているのは私なんだろうけれど。32になるまで、本当に読めてなかった、適当に弾いていたのだから。

そんな事を、近頃のレッスンで考えている・・・。けど、ほんと、万人が万人、出来ることじゃないから、出来たら価値があるし、評価されるのが演奏であり音楽であり。

それでも、子供達はもちろん、パパママも親子であり別の人間でもある。価値観だって親子こそ、本当に違うことも多い。

それでも、共通の「感動」を求めて、大切な時間を作っていきたい。

それが、レッスンかな、と思ったりもする。
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[ 2011/12/14 23:28 ] ピアノ | TB(-) | CM(0)

大阪府知事、市長選挙。

ツイッターまとめ。
というか、コピペなんだけども。

この後、実はフォロワーさんが200人増えた。
ブログでも、ドッと閲覧数が増えたときは、ざわ・・・ざわ・・・となるんだけどw。

まぁしかし、本名で書くからこそ、意味もあり信頼も得られると信じよう。


大阪府知事選、市長選、思ったとおりの結果。

良かったのかどうかは、これからしか分からないが変な話、「消去法」での選択を私はした。
知事選については維新以外の候補がどうしたいのかが見えず維新に反対したいという事が先に立ったようで、それでは本当にどんな未来を見せてくれるかわからなかった。

市長選での決め手というか、おそらく多くの人が橋下氏に流れたのは、平松氏の「大阪はいい町」という言葉が民意とかけ離れていた、だと思う。また、橋下氏の当選確定後の「独裁について」の言葉は、とても的を射ていて、まさに、選んでよかったと思わせるものだった。

音楽に携わるものとして、また、センチュリー交響楽団や、青少年会館、御堂筋パレードなども、橋下氏のもと、廃止または、削減に追い込まれたが、その事についても、どこもが、「つぶすことが本当に悪行なのか」が、音楽をやっている人々の間でも論議になり、何が何でも守るべきと言い切れたかどうか。

特に、センチュリー交響楽団に関しては本当の価値に見合うだけの活動アピールを出来てこなかったことの方がむしろ残念に思う。もっともっと、いろんな意味でオープンになっていくべきだったり、と思うので、あえてブログやツイッターでも取り上げてきた。もちろん、たった一人のつぶやきに過ぎないけど。

森之宮青少年会館に関しては、5年ほどあの会場を見てきたが、集音の状態もひどく、本来の演奏の価値を損ねるものであるにもかかわらず、使われてきた歴史の方がが残念。何事にも、一面ではなく、いろんな面から判断しなければいけなかった事の最たるものだった。音楽が大切だからこそ。

何が本当に、みんなにとって良いことなのか、みんなで間違える事もあるけれど、みんなで考えた結果。どこかの政治家が「選挙が終わればノーサイド」とかいうけれど落選した方も支持者も決まったことに関しては抵抗勢力という「悪」に成り下がらず、協力と、諌言の方向へその知慧を使って欲しいものだ。

実は今回の選挙の結果は「国政に対するフラストレーションの結果」が大きく現れたのではないか?という気もしてくる。

実はみんな「有権者置き去りのいがみ合い」にもうウンザリしていて松井氏はどういう人?という事より仲良く物事を進めていける事が勝った、という選択だった気もする。

また、特徴的だと思ったのが、「メディアの暴言に対する抵抗」。橋下氏の出自を辱めたり、まるで「自分達が世論の代弁者」と言わんばかりの、情報操作とも取られかねない報道。「マスゴミ」とは言うが、なぜそう言われるのかを、いつも自問すべきでは、と思う局もあった。


確かに、特に司会者さんは、ある意味の「きわどい主張」が魅力だったり、スリリングだったりもする。しかし、そこにも「私見にすぎない」という謙虚さが必要な気がする。本当にそうなのだから。

今も関西テレビを見ながら。維新勝利なら教育委員会が総辞職する、などという話があると言われていたが、本当なのか?混乱は免れない、とも言われたが。市職員も、反対勢力にはそのような話。今まで一般企業より優遇された職場だったろうに、無職になると?この年の瀬に。

やはり、色々な意味で平松氏の選挙活動も、また敗戦後のインタビューも残念だった

彼の肩には、多くの応援してくれた人々や、現市関係職員の、生活もかかっていた。「力不足」ではない。負けた原因はそうではない。

「闘うべき相手を間違えた」のだ。橋下氏の抵抗側に回ったことが間違いだったのだ。

橋下氏の「独裁」という言葉だけに、こだわりすぎた事、水道事業の統合の場面で、既得権益側を守った事。二重行政解消の壁になっている側に従った事が、詳しい事情を知らぬ一般人にも見えた事。そこで、民意を裏切った事。平松さんが嫌いじゃなかっただけに、残念でならない。


ツイッターでは140文字なので、言いたいことを、これでも要約して言っているのだが、言いっぱなしの感もある。

それに、やはり、この選挙直後は自分の選択した結果に副うものなので、良かったが、やはり音楽芸術に対する橋下氏の造詣の深くなさは感じている。

3年ほど前の、星空コンサートにこられていて、ブログでも写真をUPしたが、その時の楽曲だって知っていたかどうか。

平松氏は、市役所に、大フィルを招いて、演奏会も開催していたのは9月頃だっけ。その時に実際に会って握手もした。

本当に、そのことを思い出しても残念だったのだ。

「抵抗側に回ったことが・・・」のところでは、では懐柔されたらよかったのか?ではなくて、抵抗、敵対せずに、信頼関係を持ったまま、しかし発言力も持つ勢力として、一方向だけに引っ張られない舵取り、という方法もあったのではないか?ということ。

ただ、やはり、どうしても橋下氏の「二重行政解消」のための「人員削減」やひいては「利権の消失」を恐れた勢力に、組したのだろう。

少なくとも、その「抵抗への動機」が、橋下氏の出自に関するものであって欲しくない。

もし、それが関係しているのならば、私は平松氏を軽蔑するだろう。

しかし・・・そこの、信頼、希望的観測なのが、残念。なぜなら彼のこだわった「独裁させない」という部分が、橋下氏の今の地位に登り詰めた動機と、同じ点にあると思えてしまう。

あえて言おう、誰しも、誰にでも血もある、遺伝子もある、血筋というものはある。それもすべて個性。障害も個性。目の色、肌の色も個性。

それをどう使い、どう生かすのか、それもそれぞれの自由で、決して「死なす」「打ち消す」理由にはならない。してはならない、しない。

「自分の父が、どうとかクソクラエですよ」と言える、橋下氏の心のありかたに、彼の魅力もある。そう思えたここ数日間だった。


だから・・・誰か彼に、音楽文化の素晴らしさとか、大切さ、伝えて心に届けて(^-^;。
なかなか、難しい流れ、誰にも時間は限られていて、優先される順序は仕方なくても。もちろん、やってるかも知れないけれど。

そうだ、1年前に、平松氏と橋下氏が中ノ島公会堂で、御堂筋のライティング点灯式で、ボタンを押すときに呼ばれた吹奏楽部のOB親としては、ほんっとに、万感の思いがある・・・なぁ。
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[ 2011/12/01 23:13 ] 日常思うこと。 | TB(-) | CM(0)
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工藤 直子

Author:工藤 直子
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マイミク、facebook友達登録はお知り合いかメールでからんだ方限定、ツイッターはどしどしフォローお待ちしております。

音楽教室は、4月年度代わりの、5月スタートのところが多いですが、ウチでは、いつでもスタート受け付けています♪
いつもどうすれば「より短時間でより上手くなる」か、「たくさんの曲が弾けるようになる」か、「楽譜ナシで自分で伴奏が出来るようになる」かなどを考えつつ、レッスンしています。

ただし!質の高い音楽をやるからには「楽譜から曲をきちんと解釈すること」は不可欠。ソルフェージュも力を入れます。

※現在のところ、早期開始の全員、「絶対音感」を身に付けてもらっています。

私自身は、きちんとした「訓練」によって付いたものではないのですが、とにかく「便利な能力」。息子達には付けさせるぞ!といくらかの本を買い、実行した結果「完璧な絶対音感」が身につきました。

その実績を生かして、生徒さんにも実践しています。

もちろん、特別な料金など要りません。あくまでも自然に当たり前に、「絶対音感持ち」になります^^。

ただし、これは「8歳までのお子さんまで」に実践しないと、脳の発達上、難しいです。

これが、音楽は早期教育が必要な所以です。

年間45回レッスン、(1月、5月、8月は3回月、その他の月は4回レッスンです)、一回40分レッスンです。

教室空き時間" target="_blank" title="教室空き時間">教室空き時間

ピティナ指導会員♪

PEN会員♪

メールフォームからご連絡くだされば、詳細をお知らせします♪
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
グランドピアノYAMAHA C3X、グランドピアノC1、サイレント、KAWAI 電子ピアノCA95、トランペット6本(スパーダ、ヤマハC管YTR-8445S KMV、ストンピ ピッコロトランペット、ヤマハYTR-4335GS、ニッカンコルネット、スワロー、Jマイケル250、ポケトラ)Tpマウスピースは現在15本。
サックス2本(Jマイケルアルト、テナー)
クラリネット、フルート(いずれもJマイケル)
バイオリン3本(SUZUKI、ハルシュタットV45、バッタモン、弓4本)
チェロ(ハルシュタット)
エレキギター2本、ベース1本、フォークギター(MORIS)、ギタレレ、ウクレレ1本
ブルースハープ3本(C,F、B)
お箏、三線、尺八
リコーダー(ソプラノ3本、アルト2本)
ピアニカ2台、タンバリン、トライアングル、カスタネット、鈴
と、キーボード(YAMAHA)、EMR1(MIDI音源)など、数えたら40ほどの楽器に囲まれております。

とにかく、家族で楽器オタクです。

クラシック、ジャズ、ロック、邦楽(お箏、三味線、民謡、演歌含むw)大好き。

また、大変ガンオタ(ガンダムのみ1年戦争限定)・・・加えて、アニメ全般、どの楽器でもアニメソングを演奏できますデス♪(それが一番楽しかったりして?)

このよーな大変オタッキーな銀猫一家ですが、よろしくお願いいたします。

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