fc2ブログ

BRASS思考でいこう!  

工藤音楽教室講師工藤直子です。上の息子工藤臨は2007年6月の中学3年生からセンチュリーユースオーケストラでトランペットを吹いてきました(2017年就職により退団)。大阪桐蔭高校吹奏楽部を経て、大阪教育大学芸術音楽コース卒業。 現在ヤマハ製造工場、ヤマハ吹奏楽団員として演奏活動頑張っています。下の息子、工藤仁はピアノを弾いています。2014年ショパンコンクールinアジアにて奨励賞受賞、2020年はプロコフィエフ「ソナタ第3番」に取組中。

がんばれ。

突然の平年並みの気温・・・22日・・・たかだか、1週間前は、真夏の33度の中生活してた。

掛け布団を洗濯し・・・でも、いまだに・・服は衣替え、洋服ダンスの入れ替えをしてなくて、半袖でスーパーに買い物に行った。

月日は流れていく。
季節は移り変わる。


ジュリは6月に塾に入って・・・夏休みを越え、今回の実力テストでは、220人中68番!

奇跡のような順位。

それに、夏休みの終わりに受けた模擬試験。これが、塾内で真ん中。全体でも、偏差値56まで上がっていた。

また、10月12日からは中間テストがある。
予定表を見つつ・・・塾に入れたら、もう、私がテスト勉強に付き合う必要もないと思うと、ホッとする。

塾費用は2万3千円。でも、これだけ上がる。
いや、上がると言うよりか・・・この塾、本当によく面倒を見てくれる。これまでになく、かなり勉強する気持ちを作ってくれていて、別人のように、必死になって勉強している。

それでも・・・塾の模擬試験結果を見る前に
「俺、塾やめようかな・・・ぜんぜん、みんな頭が良くて、俺は付いていけていない気がする」
と、弱音を吐いていた。
一番仲良くしてくれている友達が・・・学区内で2、3番目の高校を目指すような、好成績の子なので・・・自信をなくしているらしい。

でも、・・・なんとなく、成績自体が問題ではなく、日々の勉強する体制自体が、かなりイイカンジに思えていたので、親としてはやめて欲しくなく。

模試の結果が、そんな弱音も、吹き飛ばしてはくれたみたいだが・・・。

相変わらず、国英がヒドイ。それが、平均点くらいまでくれば、もともと、上位の理数に加えて・・・国立大狙える高校にも手が届くんだけどなぁ。

と、親の欲目はとどまる事を知らずwww。

「やればできる」を出来ない理由にするんじゃなく、本当に出来てから、「できたね」と褒めてやりたい。

がんばれ!ジュリ。

(とか、書きつつ~毎日、学校での様子を聞くように、声を掛けつつ・・・先生らにはどう見られているか、どう思われているかは、また、学校で聞いてみないとなぁ・・・。本人都合悪いことは、言わないからぁ。)
関連記事
[ 2010/09/29 23:12 ] 勉強、学校 | TB(-) | CM(0)

2011年3月の発表会に向けて。

今年も2011年3月の、合同発表会のお知らせが来た。

去年は11人の出場だったけれど、現在は5人増えて16人・・・。でも、そのうち2人が受験。
中学受験するY君、高校受験のジュリ。

ジュリは・・・どうするか、まだ未定。

■年中さんK君/未定(初出場)

■年中さんYちゃん/未定(初出場)

■年中さんKちゃん/バッハ:メヌエット(初出場)

■1年生Hちゃん/エースティン:お人形の夢と目覚め?('10年長モーツァルト:メヌエット、いつも何度でも)

■小2Rちゃん/平吉毅州:真夜中の火祭り('10小1ブルグミュラー:素直な心、アラベスク)

■小3Mちゃん/未定('10小2ストリーボッグ:すみれ '09小1ハイドン:おもちゃのシンフォニー)

■小3Yちゃん/ギロック:ソナチネエリーゼ('10小2エースティン:お人形の夢と目覚め '09小1バッハ:メヌエットト長調)

■小3Mちゃん/ギロック:魔法の木('10小2ブルグミュラー:バラード '09小1ブルグミュラー:アラベスク)

■小3Kちゃん/ギロック:風車湯山昭:お菓子の国より 虫歯('10小2湯山昭:いいことがありそう! '09小1エースティン:お人形の夢と目覚め)

■小3Rちゃん/ベートーベン:エリーゼのために ギロック:雨の日のふんすい(初出場)

■小4Rくん/未定('10小3ベートーベン:エリーゼのために '09小2ブルグミュラー:タランテラ、'08小1ブルグミュラー:アラベスク、'07年長バッハ:メヌエットト長調)

■小5Kちゃん/ランゲ:花の歌ドビュッシー:グラドゥスアドパルナスム('10小4ギロック:雨の日のふんすい)

■小6Y君/不参加

■中1Kちゃん/未定('10小6ショパン:華麗なる大円舞曲第1番 '09小5ショパン:ノクターン9-2、'08小4ショパン:子犬のワルツ、'07小3ギロック:ソナチネ第1楽章)

■中1Yちゃん/ショパン:木枯らしのエチュード('10小6ベートーベン:悲愴第1楽章 '09小5ベートーベン:悲愴第2楽章、'08小4ショパン:ワルツ64-2、'07小3雨の日のふんすい)

■中3ジュリ/未定('10中2ショパン:幻想即興曲 '09中1ドビュッシー:雨の庭、'08小6ラヴェル:ソナチネ第3楽章、'07小5ベートーベン悲愴第2楽章)

というところ。

未定がまだ多い・・・あと半年の間で、どこまでいけるか・・・。
記事と言うよりは、自分の備忘録のために書き出してみたw。

コンクール・・・というよりは、発表会は本当に「みんなの楽しみのために」であって欲しいので、今できる精一杯の、自分のためのステージを作る!という勢いで頑張って欲しいな~。
関連記事
[ 2010/09/25 14:59 ] ピアノ | TB(-) | CM(4)

エアコンクリーニング@ダスキンさん

去年、派手にエアコンから水が漏れて・・・購入6年目にして始めてエアコンクリーニングを頼んだ。

ブログには
http://supernova7.blog23.fc2.com/?q=%A5%A8%A5%A2%A5%B3%A5%F3#entry907
とか、色々書いている。

修理を呼び、クリーニングを呼び・・・その後まだ臭うのでもう一度呼んで洗ってもらった。

2度呼んで2度目は無料だったのはいいけど・・・今年も、かなりかび臭く、やはり、たまに向かって右側からポタ、ポタと。

毎年クリーニング呼ばなきゃいけないの??と思いつつ・・・やっぱり呼んだ。

今回は、大手の看板を上げている・・・ダスキン加盟店に頼むことに。

14500円で、室内機だけだったけど、去年の2度来て貰った事情も話した上で「頑張ります!」と。

どうやら、研修中の若い男性も連れて、3人のオジサンで洗ってくれた。

結果、とても快適。

このところ、部屋も整理したし・・・やっぱり、ホコリをまめに取ると、エアコンの汚れも、溜まりにくいと言われた・・・。

でも、来年も呼ばなきゃいけないのかなぁ・・・何年かもつといいんだけど。

ところで、つぶやきにもブツブツ書いてるけど、暑い!!
明日涼しくなると言うけど、暑い!!

エアコン今日もつけて寝よう・・・。
関連記事
[ 2010/09/22 23:38 ] 日常思うこと。 | TB(-) | CM(0)

総理!総理!w

菅総理継続で、良かったぁ。
ホッとした。

しかし、小沢さんに入れた民主党の人たち・・・。
民意に反していると、ちゃんと分かっているんだろうか。

小沢さんに、本当に言ってあげたい。
お金で、人の気持ちは買えないんですよ。4億円だされても。
あなたは4億円で、心を動かされ、いろんな物事を動かしたかもしれないけど。いや、実は、国民が聞いたら許せないような鎌金はもっともっとあるよね。

態度や、顔や・・・言葉から、信頼を感じることが出来ない。笑っても、無理やりにしか見えない。そういう事が見ている人に分からないと思うのは、人をバカにしすぎ。

マスコミが、小沢さんを叩いたので、この人が嫌になったわけではない。
目つき、文言・・・そして、どちらかと言えば、この人を見ていただけで、嫌いなんではない。

「この人を支持というか、べた褒めしている人の、気持ち悪さ」が、つまり、この人のやってきたこと、を表わしていると思える。

みな、まるで、新興宗教の教祖様のように・・・悪いこと、悪いうわさ、「黒いことを白だ!と思い込ませようとする、周りの人間の気持ち悪さ」が、この人を気味が悪いと思った原因なのだ。
たかじんの委員会においての勝谷氏の発言は、まさにその気持ち悪さの頂点だった。(でも、その気持ち悪さ、滑稽さ見たさに、番組を見てたんだけどw)

他の、民主党議員もまるで、肝を握られているかのように、必死になって小沢氏を擁護する。

本当の盟友ならば、諌言して然るべきなのに。
あなたは、総理の椅子をかけて闘うような、立場にありませんよ、と。

出ても、負けますよ、と。

また、しばらく前、参議院選挙において負けてしまった菅氏が、小沢氏に面会を求めても、引っ込んで会おうとしなかった。
同じ政権与党なのに。
こういう部分、ほんとに、子供じみたダダッコの行動。拗ねているのか、と取られても仕方ない。
どうして、このような、ジャイアンみたいな人を・・・総理に!と民主党員200余人は、「自己保身のために」支持したのか。

結局はその、歪んだカリスマ性が、自分が落選すると言う舞台を作り上げられてしまったと、気がつくべきじゃないのかな?
なんとも、痛々しい感じだ。

ともあれ、良かった・・・。が、祭りが終わり、現実へ引き戻され、さて小沢総理が嫌でたまらなかった多くの一般人の直面している、デフレ、円高、就職不安、子育て不安、年金不安・・・どれか、安心できる政治を、菅氏が実現してくれた!と思えるのかどうか。

菅氏・・・現実は困難だらけで、本当に何か出来るんですかね?

まだ、野党であった頃の、机上空論でしかなかったマニュフェストは「現実を見れていなかったが、精一杯頑張るから」と、潔く言って、・・・要するに、完全に全てが実現されなくとも、目の前の不安が、軽くなる方向に感じられたら、それでいいんだけど。
関連記事
[ 2010/09/14 23:29 ] 日常思うこと。 | TB(-) | CM(0)

訃報。

交響楽団奏者、転倒し死亡=マウンテンバイクで下山中-兵庫
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010091300331

12日午後3時10分ごろ、兵庫県宍粟市波賀町戸倉の氷ノ山登山道で、マウンテンバイクで下山していた**********、大阪センチュリー交響楽団首席コントラバス奏者の奥田一夫さん(57)が転倒した。一緒にいた仲間の通報を受け、奥田さんは県の防災ヘリコプターで神戸市内の病院に運ばれたが、首の骨を折っており同日夕、死亡した。
 兵庫県警宍粟署によると、奥田さんは12日午前9時ごろから5人で登山開始。下山中に約50センチの段差につまずいて転倒し、頭を強く打ったという。(2010/09/13-12:50)

というニュース。

ショック・・・。
キリンは2007年に設立されたセンチュリーユースオーケストラで、2007年、2008年、2009年と・・・夏、8月の最終土日に、星空コンサートに出演。

そのプログラムの一曲は毎回、センチュリー本オケの方々と合同演奏になっていた。

つまり、同じ舞台に立っていた方・・・。写真を確認すると、お髭のダンディな・・・確か、一度、頭にターバンを巻いて、コンバスを演奏してた覚えがある。

ビデオカメラにも、一緒の映像が残っているのかもしれない。

もちろん・・・ちゃんとお言葉を交わしたことがあるかどうかは、本人に聞かないとわからないけれど。
もう寝てしまってるから・・・明日聞いてみよう。

奥田先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
関連記事
[ 2010/09/14 01:06 ] オーケストラ | TB(-) | CM(0)

ジャズ理論やる意味。

ジャズの教本と度数、そして、指の配置を覚えこんでいくと・・・なんだか、音楽が、全く違って感じられる。
今日も、エッチラオッチラと、モード奏法と、基本のコード全調。

コードの練習はまず、C△7→C6→C7、F△7→F6→F7と12調回した後、マイナーに入り、12通り。

それから各転回形やる。
1人の時は、コードネームを発音してやる時もある。それくらい・・・コード把握をしっかりと。
それから、テンションコード・・・全調3度を低音に、♭7を低音にヴォイシング全調。
(意味分からない場合はググるか、スルーしてください・・・とか言うと、記事全部スルーになるかもしれませんが)

ここで大切なのは・・・「音譜から離れること」。それが難しい~~音譜かじり付き派はどうしても。
この難しさを感じるのが、つまり、「楽譜が読めない人の難しさ」の裏なんだろうなぁ。


でも昨日書いていたことを読み直すと、ちょっと「それも違うんじゃない?」という人もいるかもなぁ、と思う。というのも、ピアノの先生にとっては本当に「楽譜を読むのを嫌がる子」ってのに、手を焼くから。

「よめー」と音符全部に指差し・・・格闘だ!と思うこともある。

しかし、楽譜は・・・「よし、読むぞ!」と思えば大人からでも何とかなる。私のように。
しかし、音程を聞き取ると言うことは・・・絶対音感は、大人から思い立っても、不可能だと研究では言われている。

いやいや、大人でも音程分かるよ?という人は、実は、8歳くらいまでに、ドレミを音を聞いて唱えるという、脳の使い方を、自然としていた人(それも私のことだけど)に限る。

これは、脳の発達の構造上どうしようもない。

譜読みは「努力」でできること。しかし、聴音は時期を過ぎると努力しても無駄、という事になる。
だから、どうしても、「幼児教育」になってくるんだけど。

でもなぁ・・・ほんと、聴音も、読譜も・・・「何を目標にピアノを練習するのか?」で考え方が本当に違ってくる。
音大、プロを目指して!というなら、やることは、むしろ明確だけれど・・・「好きな曲を、自由に、カッコよくぱらっと、弾けるようになれれば」と、本当に、最初から思えるならばやる必要のないこと、もしくは「こだわる」必要のないこと、切り捨ててもいいこと・・・が実は、たくさんある。


しかし問題は、どちらとも思い切りがつかない、中途半端な場合。自分の子供にもよく思う。
「中途半端が一番、悲しい思いをする」と。

やるなら、トコトンやる。適当でいいなら、時間を適当なことに、奪われるな。

でも、誰しも・・・その、「諦め」が付けられないから苦労するんだけれど。それでも、「トコトンやった」上で諦めるのと、中途半端に適当に、しかも時間を使ってしまって、やっぱり辞めるのとでは、意味が違う。
後者は大失敗

せめて、大失敗はしないでおきたいけどね。
さしずめ、本当にクラシックをきちんと弾きたいわけじゃないのなら、ハノンも譜読みも「余計なこと」なのかもしれない。

けど、その逆は・・・クラシックが弾きたいのなら、それら抜きでやることは、逆に中途半端になってしまう大失敗だと思うわけで。


クラシック音楽・・・バッハ、モーツァルト、ベートーベン、ショパン、リスト、ドビュッシー、ラヴェル。

どうしても、最低限の作曲家と、楽曲を選べと言われたら、こうなる。ただし、ピアノに限る。
そして、これらは100~200年前後・・・多くの人々に演奏されてきた、人類の宝

それらを演奏する時には、もちろん、楽譜を読み、それぞれの時代背景、国、言語、人格、出来事などをすべて、勉強し(知識とし)、彼らの芸術を一人ひとりがいかに演ずるか?というところに、こだわる。

もちろん、演奏者は、作曲者ではない。あくまでも、その作品を鑑賞する第一人者が演奏者であり、自分の感動を、また聴衆に伝える役割をになう。

そのとき、けっして楽譜を持ち、読譜しない。暗譜が原則。
なぜなら、やはり、自分の中にその楽曲を取り込み、自分の心を載せて、音を醸し出す必要があるから。

やはり、・・・読譜することと、実際の音を楽しむことは・・・違うから?

でも、ならば、吹奏楽や、オーケストラはガンガン楽譜見ているけど?という疑問もあるが、それは、実はやはり「ソリスト」と「交響楽、合奏」のパフォーマンスの違いにあると思う。

オケは人数が多く、長く・・・しかもその大人数を、シンクロさせることが命。1人の間違いが全体にかける迷惑は大きく、つまり、一人ひとりの責任が本当に重い
完全に暗譜しきるようなことに、脳力を使うとロスになる。


レッスンで、音譜読みをすすめて・・・もちろん私はトコトン、楽譜には「ドレミ」とカタカナなど頑なに書き込まないけれど・・・書くと、カタカナばっかり読んでますます、5線も玉の場所もみないから・・・C、Fとコードネームはガンガン書き込む。

こちらは、「目に入れて欲しい情報の一つ」だから。

でも、なぜか・・・楽譜、読譜拒否派ほど、楽譜に「落書き」をしたがる。これ、本当に全員そうだなぁ。
中には、消えないペンで絵を描いたり、5線に勝手に×を書くことも。(オクターブとどかない子に、この音は抜こうか、というと、消えないボールペンで、×してあった・・・orz)

「楽譜に書いていいのは先生だけで、もし、落書きしたら、先生は楽譜に大きく×を書いて、そのあとその曲をきかないよ!」と脅しにかかるw。

実際、本当に、余計な情報を落書きしようという、その感覚が分からないんだけどねぇ^^;。初見をがっちりやるようになってからは、本当に、初めて読んで曲想も全部表現してやる!と、そのためには、事細かに楽譜を読まねば!と思うのに、髪の毛やカスでも、ジャマになるものはムカつくというのにw。

脅した後、楽譜とは「メモ」なんだよ。同じ曲を何度でも弾けるように、という事や、「忘れたくないことを書き込んでおく大切なモノ」ね、と説明。

でも・・・ほんと、「ピアノを弾けること」をはじめ、楽器の価値、楽譜の価値・・・分かってもらうのって大変だなぁ。


ジャズに取り組むに当たって・・・やっぱり、なぜ?と思うと「和音の織り成す、流れから自分の心の感じ方が、表現できるのでは?」ということもあるし・・・あと、単純に「なんで、自由にならない?」という疑問を、解消したかった。
分かってないこと、音楽の仕組みやら、どうして、こう動くのか・・・その謎が解けていく気がした。

そう、音楽の「謎をときたい」のだ。どうして、気持ちいいのか、悲しいのか、寂しいのか。やっぱりジャズは、マーチのようなルンルン、シャキシャキではない、複雑な人間の心理に近い気がする。

だから、子供っぽい、大人っぽい・・・でいうと、大人の音楽、になるんだろうなぁ。
明るく、あまり、苦労を知らない人には「薄暗い音楽」wみたいに捉えられるのかもなぁ。

と、思うままにダラダラ書いたので・・・結論としては・・・楽譜を読む、読まないにしても、すべてまず、「音楽ありき」。そして目的ありき。目的によって、譜読みを切り捨ててはいけないけれど、目的によっては切り捨てるのもアリじゃないか?

という感じかな。
関連記事
[ 2010/09/12 23:11 ] ピアノ | TB(-) | CM(0)

ピアノへのアプローチ。

ジャズを弾いていくと、(・・・とはいえ、まだまだ、自由自在になっているわけじゃないけど)だんだん・・・なぜ、この事を、「普通のクラシックピアノ教室では先に教えてくれないんだろう?」と思うことがたくさんある。

しかし、よくよく、・・・最初に「度数」という考え方を知ったのは、「バイエル」だった。
私が使っていた黄バイエル・・・の中に、ちゃんとI、IV、V7の説明が載っている!

でも、でも、でも、何のことかさっぱり分からなかった。
というか、一切、それについて説明された覚えがない。大体、ローマ数字の読み方がまず分かっていなかったし。

たまに、・・・今うちの生徒さんは全員で15人。2人、夏休みで辞めちゃったけど。
でも、その辞めた2人もそうだし・・・他の続いている子の中にも、「まったく楽譜を読むのが苦手」な子はいる。

かなりの人数、そういう子供(大人)がいるんだな、と。

上手く、最初の導入時に、楽譜を読む事の方に気を向けれれば、進むし長続きもするけれど・・・どうしても、難しくて辞めていく子もいる。

でも、本当にやめてしまう前に、耳と指の動きだけで、もっと色々出来る・・・という事を教えなきゃなぁ、と思う。

だからこそ、やっぱり、絶対に、耳は鍛えておかなきゃいけない。それもなく、楽譜も読めない、なら、やはり難しいのだろうけれど。

視覚優位か、聴覚優位はもって生まれた得意分野の使い分け。どちらかで、上手くいくと思う。


私の生徒さんには、4歳から・・・まだ、カタカナが読めないうちからA~Hまでのアルファベットを教えて(この間は、英語の先生のようになるw)そして、ドとCを当たり前のように使い、スケールとトライアドを押してもらう。

もちろん最初は、3つ難しい場合、一つ抜くけど、コードネームをいちいち、横で唱えている。

5月から来た3人の4歳児は、今で4、5ヶ月目・・・すでに、CFG7でチューリップときらきら星をドソミソにして弾けている。

3人とも、いろいろと発達度合いが違うけど、ちゃんとできてきた。

そして、レッスン中に、様々なクラシック曲をドレミで唱え、「レ ソラシドレ ソ ソ」・・・。

これは音譜でではなく、唱えて、弾く方向で進めている。

なんにしても、何のマニュアルがあるわけでも、ないけれど・・・。
でも、少なくとも、「もっともっとできるし、弾けるし、楽しみたい子」に、けっして、「これが出来てからね」とか、「あなたにはまだ早い!」など、言わない。

小さい頃から、高度なことを「必死になってやらせる」のではなく、小さい頃から「より楽しくて必死になれること」を、気付かせてあげたい。教えてあげたい。

などと思いつつ、今日もレッスンしてきたw。
関連記事
[ 2010/09/11 23:59 ] ピアノ | TB(-) | CM(0)
アクセスカウンター

★History★
2001-5-4 前HP開設

2005-09-09 Fri ブログ開設
2006-09-09
  ★10000hit祝★
2007-04-15
  ★20000hit祝★
2007-10-24
  ★30000hit祝★
2008-02-27
  ★40000hit祝★
2008-06-23
  ★50000hit祝★
2008-10-22
  ★60000hit祝★
2009-02-12
  ★70000hit祝★
2009-05-15
  ★80000hit祝★
2009-09-13
  ★90000hit祝★
2009-12-11
  ★100000hit(^^*)v祝★
2010-09-21
  ★120000hit(^^*)v祝★
ありがとうございます♪
プロフィール

工藤 直子

Author:工藤 直子
お互いの顔の見えるお付き合いができる利点で近頃
mixi(「銀のしっぽ」で検索してください)、
ツイッター
facebook
の方に日常のこと、音楽のことをブツブツと書いております。
マイミク、facebook友達登録はお知り合いかメールでからんだ方限定、ツイッターはどしどしフォローお待ちしております。

音楽教室は、4月年度代わりの、5月スタートのところが多いですが、ウチでは、いつでもスタート受け付けています♪
いつもどうすれば「より短時間でより上手くなる」か、「たくさんの曲が弾けるようになる」か、「楽譜ナシで自分で伴奏が出来るようになる」かなどを考えつつ、レッスンしています。

ただし!質の高い音楽をやるからには「楽譜から曲をきちんと解釈すること」は不可欠。ソルフェージュも力を入れます。

※現在のところ、早期開始の全員、「絶対音感」を身に付けてもらっています。

私自身は、きちんとした「訓練」によって付いたものではないのですが、とにかく「便利な能力」。息子達には付けさせるぞ!といくらかの本を買い、実行した結果「完璧な絶対音感」が身につきました。

その実績を生かして、生徒さんにも実践しています。

もちろん、特別な料金など要りません。あくまでも自然に当たり前に、「絶対音感持ち」になります^^。

ただし、これは「8歳までのお子さんまで」に実践しないと、脳の発達上、難しいです。

これが、音楽は早期教育が必要な所以です。

年間45回レッスン、(1月、5月、8月は3回月、その他の月は4回レッスンです)、一回40分レッスンです。

教室空き時間" target="_blank" title="教室空き時間">教室空き時間

ピティナ指導会員♪

PEN会員♪

メールフォームからご連絡くだされば、詳細をお知らせします♪
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
グランドピアノYAMAHA C3X、グランドピアノC1、サイレント、KAWAI 電子ピアノCA95、トランペット6本(スパーダ、ヤマハC管YTR-8445S KMV、ストンピ ピッコロトランペット、ヤマハYTR-4335GS、ニッカンコルネット、スワロー、Jマイケル250、ポケトラ)Tpマウスピースは現在15本。
サックス2本(Jマイケルアルト、テナー)
クラリネット、フルート(いずれもJマイケル)
バイオリン3本(SUZUKI、ハルシュタットV45、バッタモン、弓4本)
チェロ(ハルシュタット)
エレキギター2本、ベース1本、フォークギター(MORIS)、ギタレレ、ウクレレ1本
ブルースハープ3本(C,F、B)
お箏、三線、尺八
リコーダー(ソプラノ3本、アルト2本)
ピアニカ2台、タンバリン、トライアングル、カスタネット、鈴
と、キーボード(YAMAHA)、EMR1(MIDI音源)など、数えたら40ほどの楽器に囲まれております。

とにかく、家族で楽器オタクです。

クラシック、ジャズ、ロック、邦楽(お箏、三味線、民謡、演歌含むw)大好き。

また、大変ガンオタ(ガンダムのみ1年戦争限定)・・・加えて、アニメ全般、どの楽器でもアニメソングを演奏できますデス♪(それが一番楽しかったりして?)

このよーな大変オタッキーな銀猫一家ですが、よろしくお願いいたします。

全記事(数)表示
全タイトルを表示
過去ログ +

2037年 05月 【1件】
2023年 05月 【1件】
2021年 10月 【4件】
2021年 01月 【1件】
2020年 12月 【1件】
2020年 10月 【3件】
2020年 08月 【3件】
2020年 07月 【4件】
2020年 06月 【5件】
2020年 05月 【12件】
2020年 04月 【12件】
2020年 03月 【8件】
2020年 02月 【7件】
2019年 12月 【3件】
2019年 10月 【7件】
2019年 09月 【2件】
2019年 08月 【7件】
2019年 07月 【1件】
2019年 06月 【1件】
2019年 04月 【2件】
2019年 03月 【3件】
2019年 02月 【10件】
2019年 01月 【11件】
2018年 12月 【10件】
2018年 10月 【2件】
2018年 09月 【1件】
2018年 07月 【1件】
2018年 05月 【5件】
2018年 04月 【1件】
2018年 03月 【5件】
2018年 02月 【1件】
2018年 01月 【9件】
2017年 12月 【3件】
2017年 11月 【4件】
2017年 10月 【1件】
2017年 08月 【3件】
2017年 07月 【2件】
2017年 06月 【1件】
2017年 05月 【2件】
2017年 04月 【3件】
2017年 01月 【7件】
2016年 12月 【3件】
2016年 11月 【3件】
2016年 10月 【3件】
2016年 09月 【15件】
2016年 07月 【6件】
2016年 06月 【2件】
2016年 05月 【1件】
2016年 04月 【5件】
2016年 03月 【2件】
2016年 02月 【3件】
2016年 01月 【3件】
2015年 12月 【4件】
2015年 11月 【3件】
2015年 10月 【5件】
2015年 09月 【2件】
2015年 08月 【4件】
2015年 07月 【1件】
2015年 06月 【4件】
2015年 03月 【2件】
2014年 12月 【1件】
2014年 11月 【1件】
2014年 10月 【11件】
2014年 09月 【10件】
2014年 08月 【4件】
2014年 07月 【5件】
2014年 06月 【1件】
2014年 05月 【2件】
2014年 03月 【2件】
2014年 02月 【2件】
2014年 01月 【3件】
2013年 12月 【4件】
2013年 10月 【2件】
2013年 09月 【2件】
2013年 08月 【5件】
2013年 07月 【5件】
2013年 06月 【1件】
2013年 05月 【2件】
2013年 04月 【2件】
2013年 03月 【2件】
2013年 02月 【4件】
2013年 01月 【3件】
2012年 12月 【3件】
2012年 11月 【2件】
2012年 10月 【1件】
2012年 09月 【3件】
2012年 08月 【5件】
2012年 07月 【6件】
2012年 06月 【1件】
2012年 05月 【5件】
2012年 04月 【2件】
2012年 03月 【7件】
2012年 02月 【1件】
2012年 01月 【5件】
2011年 12月 【4件】
2011年 11月 【4件】
2011年 10月 【9件】
2011年 09月 【15件】
2011年 08月 【5件】
2011年 07月 【2件】
2011年 06月 【6件】
2011年 05月 【5件】
2011年 04月 【6件】
2011年 03月 【3件】
2011年 02月 【1件】
2011年 01月 【5件】
2010年 12月 【15件】
2010年 11月 【10件】
2010年 10月 【4件】
2010年 09月 【11件】
2010年 08月 【10件】
2010年 07月 【8件】
2010年 06月 【7件】
2010年 05月 【15件】
2010年 04月 【12件】
2010年 03月 【21件】
2010年 02月 【18件】
2010年 01月 【14件】
2009年 12月 【17件】
2009年 11月 【13件】
2009年 10月 【18件】
2009年 09月 【17件】
2009年 08月 【13件】
2009年 07月 【20件】
2009年 06月 【17件】
2009年 05月 【20件】
2009年 04月 【18件】
2009年 03月 【17件】
2009年 02月 【10件】
2009年 01月 【17件】
2008年 12月 【8件】
2008年 11月 【9件】
2008年 10月 【18件】
2008年 09月 【22件】
2008年 08月 【23件】
2008年 07月 【19件】
2008年 06月 【13件】
2008年 05月 【20件】
2008年 04月 【19件】
2008年 03月 【19件】
2008年 02月 【19件】
2008年 01月 【18件】
2007年 12月 【22件】
2007年 11月 【19件】
2007年 10月 【23件】
2007年 09月 【21件】
2007年 08月 【15件】
2007年 07月 【19件】
2007年 06月 【21件】
2007年 05月 【17件】
2007年 04月 【14件】
2007年 03月 【17件】
2007年 02月 【16件】
2007年 01月 【14件】
2006年 12月 【22件】
2006年 11月 【24件】
2006年 10月 【24件】
2006年 09月 【18件】
2006年 08月 【17件】
2006年 07月 【21件】
2006年 06月 【14件】
2006年 05月 【23件】
2006年 04月 【22件】
2006年 03月 【19件】
2006年 02月 【23件】
2006年 01月 【22件】
2005年 12月 【20件】
2005年 11月 【22件】
2005年 10月 【14件】
2005年 09月 【12件】

ブロとも申請フォーム
ブログ内検索
FC2ブログランキング
覗いてくださってありがとうです。

FC2ブログランキング

このブログを気に入ったらクリックしてね!
リンク
Hyper-BooさんのHP

hyper

国産の古いトランペットを展示・保存・調査研究するマニアのためのデジタル・ミュージアム