BRASS思考でいこう!  

工藤音楽教室講師工藤直子です。上の息子工藤臨は2007年6月の中学3年生からセンチュリーユースオーケストラでトランペットを吹いてきました(2017年就職により退団)。大阪桐蔭高校吹奏楽部を経て、大阪教育大学芸術音楽コースで学んだトランペット奏者。下の息子、工藤仁はピアノを弾いています。

吹奏楽コンクール関西大会。

京都会館で行われた、今年の吹奏楽コンクール関西大会。

感動で・・・やはり、涙ぐんだ。
3年間で、やっと・・・やっと。

あまり・・・もちろん、メンバーになれなかった人、行けなかった団体・・・。

辛さを知っているだけに、あえて書かないけれど。
感動をありがとう。


ちょっと、これは・・・と思った演奏について2つだけ。
「吹奏楽のためのマインドスケープ」、様々な団体で何度か、聞く今年になったけれど・・・今日のM高の演奏・・・。全く「これがお手本です」と言い切っていいような、本番だった。

この音形をはっきりと出すだめには、この精度が求められるのか・・・と。
他団体の同曲の演奏とは、あきらかに一線を画していた。

それから、「アルプス交響曲」はカットに残念さが残った。
これは、H先生所属のK響の演奏で、何度も聞いたので・・・わりと金管の見せ場、トランペットのソロの素晴らしさ・・・が、この曲の情景描写には欠かせなかったのに・・・ナシ。

風音マシン(なんてーのかな?本当の名前)と雷金属板。派手な装置は、まぁ、注目だったけど、風マシン、あれ、気合入れて早く回しすぎじゃないのかな。

ギュィ~~~~ンって、ジュリが「あれは、歯医者さんのキィーーン??」と。

雷はひと殴り・・・ばこっ!えっ・・・終わりか・・・。
だった。なんか、残念な気もした。
演奏自体は、さすがだな、という感はあったけど・・・どうも、効果音の方に気がいってしまった。

この曲は、リヒャルトシュトラウスが登山をした時の、スケッチと言われ、情景描写も明解な方だけど・・・風や、嵐、雷などの効果音が、それに聞こえないと言うのは、力量というより解釈に問題があるのではないか?

どんな団体のどんな曲でも、アナリーゼは中学生にも大切だし、一つの楽曲を違う人間同士でやる以上、かならず全員での言葉や視覚的な道具を用いても、イメージを統一する必要がある・・・と思うのだけれど、そういうアプローチをしたのかどうかも、疑問に思うところだった。

これは本当にどの団体の演奏にも言えることだけど。

子供だからこそ・・・経験が浅いからこそ・・・演奏の技術だけではない部分を理解して言って欲しいな、などと思う。
[ 2010/08/27 23:58 ] 吹奏楽 | TB(-) | CM(0)

民主党の勘違いに驚く。

社説:小沢氏擁立論 民主党の勘違いに驚くhttp://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20100822k0000m070108000c.html

なんとなく・・・。こうして書いていても、「どこの政党支持」などというネタは書きたくもないし思想信条があるわけでもないけれど、あまりにもバカバカしいので。

この記事の内容には、激しく同意。

特に
「求められているのは党内の主導権争いではなく、政策を一歩でも二歩でも進めることだ。所属議員全員が少し頭を冷やしたらどうか。」
という部分をリツイート!!と言いつつ、ブログだけどこれは。

こういう、思いを抱いている国民は、絶対に多い。
それこそ、もし、一人ひとりに今、投票ならぬアンケートをする事ができれば、「小沢首相だけはやめて!」という結果が出るだろう。

日本は民主主義で、国民に主権がある。一人ひとりに認められている。
なのに、なぜ、こうも「世論」や「民意」に反した方向に、流れるのだろう?

日本は表現の自由も認められていて、人権も尊重されていて、国民の1人である私も、こうして発言している。けれど、隣国である中国、北朝鮮。

人々の言論の自由も認められず、メディアは国に規制されていて、思想、情報操作されていて・・・。そんな国の頂いている指導者が、国民の幸せを実現できているかどうか。

「否」と言える国に住んでいるはず。

なのに・・・もしも、「小沢首相誕生」が実現したら、まるでその不幸な隣国で、苦しんでいるにもかかわらず改善できない人々と、同じではないのか?

そして、そのことに対して、何も出来ないのか?本当に、何も出来ず、そういう制度だから、と政権与党の党首選を見守るのか。

私は、先の選挙で・・・衆院選で、初めて投票に行き民主党に入れた。そして、政権交代。
この年まで、行かなかったのは・・・興味がないのではなく、どこを支持しようと決める事が出来なかったためだ。
しかし、一度は、支持をしたのだ。しかし、それは、献金を受けておきながら脱税したり隠蔽したりする人たちに首相になって欲しかったからではない。

また、私腹を肥やし、自分の権力ばかりに固執するがために、徒党を組み人の誠意も踏み潰すような人に・・・残念ながら、イチおばちゃんには、小沢氏はそういう人物と映っている・・・そういう人を選ぶ手助けをしてしまったと思いたくない。

今のところ、本当に今の民主党を、菅氏を信頼できているかは、微妙であっても、明らかに「民意を無視する、小沢氏を擁立する人たち」が、嫌でたまらない。
結局、小沢氏を擁立しようとしている人たちこそが、「自分を議員にしてくれた小沢氏への忠義のためには、黒も白と言ってしまえば、国民はバカだから白だと思い込むだろう」と、バカにしているのではないか?

何が、出来るだろうか?何か、出来ないんだろうか?
[ 2010/08/23 23:08 ] 日常思うこと。 | TB(-) | CM(0)

今年の夏。

甲子園も終わり、いよいよ夏休みは残すところ10日。

思えば、今年は・・・どこへも行かず、ひたすらジュリの勉強と、レッスンに明け暮れた。

それに、キリンに対しては・・・ある、一つのフンギリみたいなものも、最近感じている。

2人の息子の、受験の年。でも・・・それは私の人生ではなく、彼らのものだし、努力するのもしないのも本人次第だということだな、と。

ジュリは、ジュリなりに「必死で勉強している」夏だったし、キリンにとってもかけがえのない、人生の中の大切な夏になったんだろう。

と、総括するにはまだまだ暑すぎて、とても秋が来るのが待ち遠しいんだけど。


大きな出来事も今はない。ただ、7月末に私の両親と、ジュリの自閉に関する発言で喧嘩して以来、一度も会っていない。
しかし、今日電話がかかってきた。「会いにきなさい」

mixiの方には書いてきていたけれど。
「通信簿が1や2なのは、お前の育て方が悪い」
「怒りすぎるから、そうなるんだ」

私のどこを見て、そう言っているのかといえば、どこも見ていない。
自閉の診断を受けて以来も、それ以前も、「お前が悪い」
旦那の病気も息子の低身長も、ジュリの自閉もお前が悪いと言われ続けてブチ切れて以来、理解してもらう事を諦めたはずだった。

だけど、ついつい、受験生で成績の話と進学の話に・・・通信簿の点の事を話してしまった。


私も、弱い普通の人間で、息子の抱えている問題ですでに、精一杯考えて学校とも話し合ったり・・・本当は必死なんだ。

自分は、必死なんだ。そう、発達に問題のある子供のママもパパも、多くは必死なんだ。

でも・・・どうして、どうして、私自身の親とは、理解しあえないのか。

しあえないん、だろうね。これは。
書きながらこれまた、走馬灯のようにw説明し、病院も同行してもらって説明を聞いてもらった上でも、「お前が悪い」と言われたんだった(笑)。

そうだ、悪いのは「私を責める人たちなのだ」と納得できない私。
私こそが「親に『言わないで欲しい』という事も、理解されず、努力も苦労も認めてもらえない子供なのだから諦めなさい」という事が、納得できないんだw。

だから、涙が出るんだね。

悔しいなぁ。


私と息子達・・・そして、自分の親。

親子ってなんだろうな、とつくづく思うこの頃。

少なくとも、私は「自分が辛かった事、嫌だと思った事は、子供にはしないでおこう、言わないでおこう」
と思う。

絶対に「お母さんもこんな思いをしたのだから、お前らもしなさいよ」などという負の連鎖はしない。

親子である前に、お互いに別の脳を持った、感性を持った人間同士なのだ。言葉がないと、気持ちを推し量りあう事もできない。
その言葉を、交し合う事を諦めるような、関係には、けっしてしてはならない。


とか、書いていると、別件でもこれまでの「言葉での意思疎通が上手くいかないために、ひどい誤解を受けたり、嫌な思いをした経験」がこれまた走馬灯のようにwww。

連鎖的にというか・・・出てくるよなぁ。

でも、こうして書いていると、文字は勝手に消えたり変わったりしないし、やっぱりいいのかな。
でも・・・気持ちが変化したり、成長した事も、そのまま残っていると、その時代を読まれたらまた、その時点に戻るので、一長一短かな。

気が付けば、5年もこうして書いているけれど・・・やっぱり、その分成長したんだろうか?
息子らは、書き始めたとき中1と4年生で、子供だったのに今では2人とも私より背が高い。

子供達が成長した分、自分の親は老いてしまった・・・ということなのか。そして、自分は・・・。

どうなんだろうな。
[ 2010/08/22 23:56 ] 日常思うこと。 | TB(-) | CM(2)

テンポ感、リズム感。

今年は、兄ちゃんは、マーチングは参加していない。
けれど、去年はこの夏場、何度も体育館で練習をし、かなり身体も鍛え・・・そして。

2009年、全国大会へ行き、金賞の団体の1人として、演技をした

彼は中学時代、マーチングが苦手だった。というのも・・・親の私には分かってた。

リズム感が・・・問題、というか、ナイ・・・息子。

昔から、盆踊りも、ラジオ体操ですら、ワンテンポ人よりも遅れていた。そしてとにかく体育が苦手で・・・。
というのも、中学時代、特に1年生の間は身長が一番低く、苦手意識がとにかくひどく、走るのも全く遅い。

色々な事を考えれば、上の息子も実は、「ADHD」モチ。モノの管理が出来なかったり、とにかくルーズ。数学が致命的に出来ず、それは「LD」にも近い。

けれど、診断を受けるほどの域ではない、だけで、傾向はある。

その、極端に苦手なものがある、中で、「体育系」が苦手ということ。

で、キリンも小学生時代はピアノを弾き、やはり、小5でモーツァルトの「トルコ行進曲」、中1でベートーベンの「悲愴1楽章」を弾いていた。

中学3年生では、カプースチンのプレリュードも弾いた。

中学時代からはトランペットに転向。中2でソロコン関西に行った時、グレイアムを演奏し。

しかし。
兄弟そろって・・・あった問題は「リズム感」

ドンクサイというのかなぁ。音楽の技巧はあるのに、いまひとつ、乗れない動き。
それでも、キリンは、ジャズを聞き込み、カプに取り組み・・・はまりこんで、克服してきた。

「リズムに乗る」というのはどういうことか。特にトランペット吹きには大事な事。
クラシックだけじゃなく、ジャズの用途も大きい。

そして、演奏ではそれを自分のものにしてきて・・・今がある。
しかし、ジュリの方は・・・。


今レッスンで、「テンポ感がない」と指摘され、自分なりに格闘している。
そもそも、わかっていた事は、たとえばコンサートに行っても、曲に合わせて手拍子が出来ない。
吹奏楽の舞台など、たまに、舞台上から観客に、手拍子を求められたりもするけど・・・それに合わせて手を叩いているのを、見たことがないw。
というのも、曲に、合わせるのが・・・乗るのが苦手意識があるせい。(でも、もちろん、ジュリの場合、本当は出来ている。けれど、こんなのではダメだ、と思うから手を叩くのが恥ずかしい)

これは、こういった自閉特性の子供、に限らず、大人にも「そうだ、それは難しい」と自覚がある人は多い。

一生懸命、メトロノームに合わせて練習・・・しているけれど・・・。
これなぁ・・・。何故そうなるかと言えば、こういう特性の一つ「考えすぎてしまう」ことがある。
「こうでなければならない」と思いすぎて、ぎこちなくなる。

本当は、機械に合わせる練習ではなく、音楽に乗れ!そして、走るなwとかいうこと。

美しい演奏を聞いて・・・こう聞きたいんだという、土台を作り、そういった音を鳴らせているか、自分の演奏を冷静に聞くこと。
これなんだと思う。

弾く事に必死では、いけない。それが分からないと、「絶妙のタイミング」で鳴らすことが出来ない。

それでも、こういう特性のワリにならば、出来ている方なんだろうけどw。
そういうのがねぇ・・・分からないとどうしても、演奏の世界では、評価されない。音楽の世界には「特性でぎこちないんです」なんて、説明しても分かってもらえないし、通用しないしw。

ただ、練習の筋道としては、克服してきた兄ちゃんは、どうして、リズムどおりに隊形を作るマーチングで、成功してきたか、といえば、ひたすら「音楽を楽しんだから」。

よく言っていたのは「できるようになってきたら、ものすごく楽しくなってきた!」昔、動きに付いていけなくて、困っていた彼はもういない。

リズムに乗ること、身体を動かす事、などが、すぐに出来る、向いている人は確かにいる。でも、苦手な人もいれば、どうしたら分からない、そんな子供もたくさんいる。とくに、日本人はそうかも。黒人がすぐに乗れる事とも同じような理由で(血、人種、遺伝子などの「集団」的な差異)。

それでも、あきらめず、試行錯誤してでも、上達していけるのが、子供達であり、人間であり・・・。

ジュリは、例えばラヴェル、ドビュッシーなどでも、入り込んで弾いている時は、テンポズレなんて起きないw。
何度か、「神演奏」も聞いてきているし、ジャズも弾いてきているけど。

どんな曲でも、ベートベンであっても、バッハであっても・・・もっと音楽に乗って欲しい。世界観を楽しんで欲しい。古典派の・・・美しさを、もっと聞いて欲しい

でも、まだまだ・・・子供なのかなぁ。
[ 2010/08/21 23:55 ] ピアノ | TB(-) | CM(0)

今年も・・・。

水の事故:小2救助の母ら10人死亡 2人重体5人不明
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100816k0000m040057000c.html



毎年、水の事故で人が亡くなる。

1人も死ななかった、という年はない。
たまたま、私の知り合いで、そうそう水の事故であったり、交通事故でも亡くなった人はいない。だから、ニュースでしか知りようがないんだけど。

そういう立場だと、実際のニュースを見ても、やっぱり、現実味が実は無く、テレビの中、PCのニュースの中だけのこと、とも思えてしまう。

・・・今日のニュースでも各地で灯篭流しがあったり、16日は京都の五山送り火だったり。

エコとか・・・河、海、空、の事が科学的に分かってくると、そういった「送り火」とか「灯篭流し」って・・・どうなんだろう?という気がしてくるけど・・・でもやっぱり、「人間の死を悼む儀式」として、やりたい気持ちは理解できる。

今の地球環境を壊したくは無いけれど・・・一人ひとりの心の中の、安らぎを得るためにならば、程度により、いいんじゃないだろうか。

火を、獣は恐れるけれど、人間はそこに、恐れを感じながらも、神聖なるもの、また不浄の浄化、燃えて土に返りまた大気に溶ける・・・その瞬間が「燃える」ということ。

また、人間も・・・また動植物達も、生命活動を維持するために、エネルギーを燃やし続けるもの。つまり「火」こそが、生命活動の擬態化であり、命、魂の代わりとして、山に火をともしたり、河に流すのだろうか。

そして、その揺れ動く炎の美しく燃えるさまを見て、人は感動する。
それは本能からくる、感動なのだと思う。

夢半ば、また予期せぬ形で亡くなって行った方々の、ご冥福をお祈りいたします。
[ 2010/08/16 01:00 ] 日常思うこと。 | TB(-) | CM(0)

演奏会。/トランペットリペア。

14日土曜日、マイミクさんでもあるけいぴょん先生の、ジョイントコンサートを見に行った。
場所は宝塚ベガホール、以前ジュリの師事している先生のコンサートでも来たホール。

先生の演奏はベートーベン/ワルトシュタインと、ラヴェル/ソナチネ。
以前から私も取り組んできている曲。

また、もうひと方、出演の方はバッハ/平均律クラヴィーア1番やリスト/バラード2番、あと声楽の方との舞台だった。

ジュリが夏休みに入って以来、塾と夏休みの宿題と、追われる日々で、実はどこにも出かけていなかったんだけど、出かけたくないわけじゃない☆。


帰り、梅田に自転車を置いていたので、ヨドバシに寄り・・・。
ジュリは夏休みの宿題と、塾の宿題と終わってないよ~と涙目だったけど・・・まぁ、この際、といつも通り「電子ピアノ売り場で、各社機種をガツガツ弾いて回りwそろそろ18時だったのでキリンに連絡を取ると・・・なんと彼は、尼崎にいた!

というのも、学校から帰宅後、神戸にある楽器店に、トランペットの修理を持ち込んでいた。
ヤマハのプロモデル、8000番代のヤツ@借り楽器。

管の凹みが何箇所かあり、それを修理してもらってきたそうだ。

ここのリペア師Nさんは、マイ楽器スパーダの元締めというか、総本山みたいな方で、キリンはもちろん・・・演奏家でこの方を頼りにしている人は如何程か?と思えるくらい・・・こう書くと、ああ!と名前が浮ぶくらい有名だろうな~。

で、そこで、これまた、知り合いの預けた楽器と遭遇したらしく・・・。
どうやら、マーチング練習中にジコったらしい。

シカゴ・・・シカゴが・・・と(ヤマハ、シカゴモデル。定価およそ40万越え)ショックな姿を見たらしい。

オーナー氏・・・so.....so........sorry.....。

で、梅田で落ち合い、夕食を食べ帰宅。
これが・・・タブン我が家の今年の夏休みの思い出旅行。(宝塚行きが旅行と言ってしまうもの悲しさよ)
[ 2010/08/14 23:46 ] ピアノ | TB(-) | CM(0)

音楽練習考。

音楽をやる、演奏するということってなんだろう?
と思ったとき、ふと、今、自分がやっている「練習」ってなんだろうな、と思う。

今は金銭的理由から、私自身はレッスンを受けていない。
でも、毎日、とにかく、スケール全調と、ハノンで指をクタクタにさせてみてから、モーツァルト、ベートーベン、ハイドンのどれかのソナタを2つくらい(全楽章)弾く。

そうだ、ベートーベンソナタは、いつか全部弾いてみるぞと決めて以来、現在1、2、3、4、5、7、8、11、14、15、17、19、20、21、23、26は弾いてみた(うっ、弾いていて当たり前の領域から1歩も出ていない?)。モツとハイドンはあわせて15曲くらいかな?

その次に、バッハのシンフォニアか、フランス組曲かイギリス組曲かを2曲以上。
それから、ドビュッシー(月の光、パスピエ、アラベスク、グラドゥス、雨の庭)ラヴェル(オンディーヌ、道化師)の中から2つくらい。
リストはため息に取り組み。

そうだ、毎日ショパンは「木枯らし」を通して、今はワルツの34-1もやってる。

それから、ジャズ
やーーっと分かってきたwwと言っていいぞ!!とこの頃思う程度に頑張ってる。

これは、やればやるほど、「ああ、私が子供らに教えてきた事は、間違ってなかったんだ(爆)」と思うわけだけどw。

ジャズの理解は・・・実はドビュッシーやラヴェルを始めとした近現代の音楽が、なぜ、一見複雑そうに見えて、実は規則にのっとって作っていった(もしくは壊していった)事がわかれば、譜読みもしやすくなる。


私は美術系の大学を出たんだけども・・・その中で、「絵とはなんぞや?」「美とはなんぞや?」という事を様々に考えてきたし、歴史も知ったし。

いろいろな、作品を作り、個展も過去にはやったけども・・・結局、やはり音楽と同じところに行き着くのは
「なぜ、絵を描くのか?」
ということだった。

写真がある現代、そうでなかった時代のように、生きている人を、そのまま描き出すという役割はなくなり、ゴッホを始めとする印象派の時代にも、またピカソによっても、「あるがままを描く意味」は失われていった。

それでも描く意味は「精神性の表現」であったり、「現実からイメージの世界への旅」であったり。

そして、その、「精神性の表現」こそが、誰かの模倣ではなく、自分が生きて感じている事の表現であり、描く意味であったり。

しかし、絵にしろ音楽にしろ「学校」というものがある。
「学ぶもの」である事も共通。まったく、これまで過去に表現されてきたものを知らないままで、「これが私の表現です」と言われても、それは「表現」に成功しているとは言えない。

特に音楽は、学び、積み上げ、「なぜ美しいのか」を追求してきたものだけが、その先へ行けるもの。その点、美術の方は・・・もっと敷居自体は低いかもしれないけど。

その、「表現に対する評価」は、つまり・・・「私、この曲好きだな」「この絵好きだな」という、単純な思いから生まれる。


私は・・・ピアノを教えるとき、いつも一番に考えていたいのは
「この曲、好きになろう」ということ。
自分が好きでもない曲を、聞いている人が好きになってくれるわけがない。
たとえ、ツェルニーだって、「好きだから弾いて欲しい」し、ハノンですらそう。
ハノンなんかの方が、「なぜ、好きか」答えられる人が多いかも。単に自分の指が高速で明解な音でパラパラ動いてくれるようになった時、快感だから。

その後に弾いた曲の指回りも良くなっていると実感できるから。

でも・・・それを発見できるまでは・・・。
「なんで、こんなつまらない事をやっているんだろう」としか思えなかったら・・・。それは効果的じゃない。

で、教える側としては、「ヒチ難しいテクニックの講釈」ではなくて、まぁ、弾いて見せて、響きの違いを感じてもらったりする。

つまり、先生としては、ハノンでも「美しい」と思ってもらえるような、音を目指して練習しておかないといけない、という感覚になる。

そして、それ自体が・・・
「いずれあなたも、教える日が来て、こういう音色にしてねという時、自分が出来なかったらこまるでしょ?出来るようになったら、習っていないママやパパに、教えてあげよう」という話になる。


自分がやっている事で・・・一番、これだな、と思えることは
「誰かにやらされてピアノを弾いているんじゃない。自分がやりたいからやっているんだ」
と強く思っている事。そう思える曲を片っ端から弾いていく事。

そして、その気持ちを、子供達に伝える事。本当はこれが、生きていく上で何をするのでも、見失ってはいけない一番大切なことだと思う。

だから、イヤイヤ勉強をさせられていると思ったり、英語教室に通わされていると思ったり、野球部、サッカー部、テニス部なんぞでも「走らされている」と思ったり・・・そんなバカバカしい気持ちで何事もやって欲しくない。
音楽を教える側としても、親としても、「やらせている」なんぞと誤解が生まれないようにしなきゃなぁ。

でも・・・人によっても年齢によっても・・・「何が嫌で何がやりたいのか」が違うから、難しいんだけど。

ただし、私や息子が・・・ピアノを練習している理由は、あきらかに
「難しいから楽しい」w。
ジュリの現在の練習メニューは、ツェルニー30、ベトソナタ7番、バッハイギリス組、リストハンガリー2、ドビュッシー喜び島、ムソルグスキー展覧会プロムナーデバーバヤーガ、キエフ
ショパンの10-4は毎回通す感じ。

たまに、ラヴェルの道化師やら弾いてくれるけど・・・2重グリッサンドで撃沈してるからなぁ。

複雑な楽譜が大好きなわりに、初見がバチっとこないのがダメだなぁ。

あと・・・、いかに、弾く事に単純な音形だと思えるような、古典派のソナチネなんぞでも、だからこそ、どうやったら魅力的になるのか?という「むしろ、の難しさw」も楽しいことに気が付いてくれたらいいんだろうけどな。

トランペットの兄ちゃんに関しては、もちろん、それは痛いほど実感している。「音色が勝負」の楽器だから。

でも・・・管楽器にしろ・・・弦にしろ、超技巧でないとまったく通用しない世界では「難曲への取り組み」が楽しい人間だけが残っていく・・・いや、違うな。
ピアノよりずっと「発音自体が難しい」分、間口が狭いんだな。(これはまた別の機会に)

しかし、兄弟そろって、細かいピッチまで聞き分ける絶対音感の精度の良さは、親としてと言うより音楽やる者同士として、非常に尊敬。
そういう点では「調律師」や楽器製作側への適性も感じないではないけれど・・・とにかく、このアスペ君は・・・工作や職人的なことができるのかどうか。

はぁ・・・。
[ 2010/08/12 19:56 ] ピアノ | TB(-) | CM(0)
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工藤 直子

Author:工藤 直子
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音楽教室は、4月年度代わりの、5月スタートのところが多いですが、ウチでは、いつでもスタート受け付けています♪
いつもどうすれば「より短時間でより上手くなる」か、「たくさんの曲が弾けるようになる」か、「楽譜ナシで自分で伴奏が出来るようになる」かなどを考えつつ、レッスンしています。

ただし!質の高い音楽をやるからには「楽譜から曲をきちんと解釈すること」は不可欠。ソルフェージュも力を入れます。

※現在のところ、早期開始の全員、「絶対音感」を身に付けてもらっています。

私自身は、きちんとした「訓練」によって付いたものではないのですが、とにかく「便利な能力」。息子達には付けさせるぞ!といくらかの本を買い、実行した結果「完璧な絶対音感」が身につきました。

その実績を生かして、生徒さんにも実践しています。

もちろん、特別な料金など要りません。あくまでも自然に当たり前に、「絶対音感持ち」になります^^。

ただし、これは「8歳までのお子さんまで」に実践しないと、脳の発達上、難しいです。

これが、音楽は早期教育が必要な所以です。

月4回(年間46回)、一回40分レッスンです。

教室空き時間

ピティナ指導会員♪

PEN会員♪

メールフォームからご連絡くだされば、詳細をお知らせします♪
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
グランドピアノYAMAHA C3X、グランドピアノK.KAWAI GM10、KAWAI 電子ピアノCA95、トランペット6本(スパーダ、ヤマハC管YTR-8445S KMV、ストンピ ピッコロトランペット、ヤマハYTR-4335GS、ニッカンコルネット、スワロー、Jマイケル250、ポケトラ)Tpマウスピースは現在15本。
サックス2本(Jマイケルアルト、テナー)
クラリネット、フルート(いずれもJマイケル)
バイオリン3本(SUZUKI、ハルシュタットV45、バッタモン、弓4本)
チェロ(ハルシュタット)
エレキギター2本、ベース1本、フォークギター(MORIS)、ギタレレ、ウクレレ1本
ブルースハープ3本(C,F、B)
お箏、三線、尺八
リコーダー(ソプラノ3本、アルト2本)
ピアニカ2台、タンバリン、トライアングル、カスタネット、鈴
と、キーボード(YAMAHA)、EMR1(MIDI音源)など、数えたら40ほどの楽器に囲まれております。

とにかく、家族で楽器オタクです。

クラシック、ジャズ、ロック、邦楽(お箏、三味線、民謡、演歌含むw)大好き。

また、大変ガンオタ(ガンダムのみ1年戦争限定)・・・加えて、アニメ全般、どの楽器でもアニメソングを演奏できますデス♪(それが一番楽しかったりして?)

このよーな大変オタッキーな銀猫一家ですが、よろしくお願いいたします。

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