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BRASS思考でいこう!  

工藤音楽教室講師工藤直子です。上の息子工藤臨は2007年6月の中学3年生からセンチュリーユースオーケストラでトランペットを吹いてきました(2017年就職により退団)。大阪桐蔭高校吹奏楽部を経て、大阪教育大学芸術音楽コース卒業。 現在ヤマハ製造工場、ヤマハ吹奏楽団員として演奏活動頑張っています。下の息子、工藤仁はピアノを弾いています。2014年ショパンコンクールinアジアにて奨励賞受賞、2020年はプロコフィエフ「ソナタ第3番」に取組中。

懇談会。

高校の懇談会だった!
こないだの中間テストの結果を、そこで発表……。
さて、どうだったかといえば……マズマズとは書けない!

そもそも、中学でも一番悩みの種の「数学」はとにかくボロボロ……。
一回目のテストで、こうならばこの先いったいどうなるんだか。

大学受験自体は、国英……おもいきり文系なので、その2教科でいいといえばいいんだが、それにしても酷過ぎる。
で、文系なのに、一番順位が良かったのはやっぱり「理科」……。
国英社で頑張ってもらわねばならないというのに。

あと、毎朝の英単語小テスト……英語漬けなんかで、英単語暗記は喜んでやっていたのに……はじめの10日間くらいはいい点だったのに今月の終わりぐらいは惨憺たるモノ。
やっぱり、だんだんと慣れて来るにしたがって、気が抜けていく……しかし、つまり、取れなかったものは、「落ちている」わけで、……とにかく受験には絶対数を覚えていかねば……と思うと、「なにをやってるねん!」という気分。

苦手な事をいまから何とかするのは大変でも、得意なことならできるだろうに……。

ちょっと考え直してもらわないとなぁ。
先生の話で、最後に
「いきなり、『どうなってるの!』と怒るのではなくて……まずは、ここが良かった、と褒めてからw」……と言われたものの^^;;ううっ、難しい点数^^;;。

ほんま、私が変わりに学校へ行きたい……もったいない事してるよなぁ。

ジュリの方の中間テストの順位はまだ……こわいなぁー^^;。
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[ 2008/05/31 23:30 ] 勉強、学校 | TB(0) | CM(0)

残念でならない。

ちょっとショックなこと……。
アナウンサーの川田さんが、練炭自殺のニュース。
始め、「アナウンサーの自殺」という報道を見て、ふーん、若くて綺麗な子なのにもったいないなぁ……などと思ってみていたら、なんとあの「ネプ理科」の川田さんだった……。

ネプ理科は毎週、HDDに録画して、子供たちとも楽しく見ていた。
「ナマコ」の回も、タコの時も、海の中のフシギな生物の時も、川田さんが、ホリケンにいじられているのがかなり面白かった。

その人が……。

そして、気になるテレビ番組は、ケーブルテレビ受信機についているHDDで撮り溜めして、子供らとスキマ時間に見ているのだが、毎週録画しているのの中に「世界一受けたい授業」もあり、その24日放送分を見た。そしたら、川田さんが出演しているでわないか……。
やっぱり、楽しく番組参加しているように見える。

なんで?なんで?……と思う。
なんで止めることが出来なかったんだろうなぁ……。
たくさんの人が同じように感じているだろうけど。
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[ 2008/05/29 23:16 ] 日常思うこと。 | TB(0) | CM(0)

シューベルト「入退院の曲」。

ジュリは、現在ショパンのワルツ遺作を主に練習中、7月のコンクールに向けて。
そして、9月の発表会用にもう一曲……なにか取り組もう、ということで曲を考え中。

今まで弾いてきた(完成した)のは、ベートーベン悲愴2、ラヴェルソナチネ1、3、で、次は……といろいろ話し合ったが「今度はドビュッシーとかラヴェル、ショパン以外がいい」と。

候補といっても、なかなか浮かばない。最近私が弾いているのといえば「テンペスト3」とか……「ワルトシュタイン1」とか……ドビュッシーの「レントより遅く」とか……この辺は?
と聞くと、「長過ぎるからいや」という……。

それ以外、なんとなく通せるのはショパン「別れの曲」、ちょこちょこ譜読みやってるのは「革命」、気に入ってよく弾いているのは「熱情1」。
どれも大曲過ぎて、今年発表会で……というものではない。

「モーツァルトのソナタK.332辺りは?」と言ってみたものの、イマイチ乗らない。

先生からはシューベルトはどう?と、アンプロンプチュの2を提案されたようで、この曲ならちょうど、なんとかなりそうなレベルかな?と私も思う。
しばらく前に、この曲集は気に入って、私も弾いていたので、……ジュリは私が弾いているのを、子供部屋からでもきちんと聞いているので、彼が取り組んだ曲はつまり、私が弾いてきた曲なのだが……。

でも、この曲を提案されたときに、最初に彼がこの曲について言った事は
「あの、『入院退院の曲』はどう?と言われたよぅ」だった。
「入院退院?」
「うん、だって、あの2番てさぁ……はじめ元気で(E♭で始まる)、途中から病気になって(E♭m)……」
楽譜を見ながら「ここから入院(Bmになるところ)、そして、……治るねん。そしたら、また入院……最後は死ぬ」
キリンと二人で聞いていて、爆笑。
たっ、確かに……そんな気がしないでもないwww。

アンプロンプチュは、ざっと弾いてみたけど、実は私も、よくわからんw。
この「よくわからん」というのはつまり「良さがよくわからない」と言う事。もちろん、ちゃんとCDを聞いて味わって、研究して弾いた、とまでは行かない段階で、とにかくは「シューベルトをかじった」程度。
でも、「うーん……このヒト、なんか……この調移動は、つまり『腕自慢』かいな?」と……。
なんか、ヒトを見下した感じがする……コードがこう動くのに、なんか不自然さもあるし……わからん。
なんか、何の感情を乗せていいのかもわからん。

そんな印象だった。
それでも、2番はなぜかしばらく弾いていた。右手の動きが、ツルツル出てくるのが面白かったからかな?
それを聞いていてジュリは
「入退院……病気の曲」と思っていたらしい。

のだめを読んでいて、「悲愴1」のイメージについて、何巻でか、千秋に「これは老夫婦が、階段を上っていて……」という台詞があった。
しかし、それを読んだとき「えええええ……それはなんか……違うだろう」
と、違和感も、「のだめにそんな事を言わせて欲しくないなぁ」という気分もあった。
けども、まぁ、アリといえばアリ?と……。
しかし、この曲を「入退院」というのと、もしかして同じ部分で「違和感」かもしれないが……でも、妙に「なるほどね」と思える気もして、うちにとってはこの曲の呼び名は「入退院」になりそう。

で、多分、この、「入退院」に取り組む気に……なったような。
さて、どうなることやら?
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[ 2008/05/28 23:31 ] ピアノ | TB(0) | CM(0)

聞き方の差。

順序的に、28日の記事を書いて、その続き。

シューベルトの曲に、ジュリは「入退院の曲」という、イメージを抱いたのだが、この、勝手なイメージ乗せ……。結構実はある。というか、みんなやる……というか。
そして、実は「曲に入っていく」時に、とても重要なことかとも思う見られる。


人間て、本当に初めての曲を聴くときって、いきなり「心に入ってくる」場合と「ぜんぜん、まるで生活音の一つのようで、全くフレーズも入ってこない」場合もあったり。
これが、何度か聞いていくうちに、だんだんと入ってきて、初めて聞いた時と、全く違う世界が見えてきたりしてはまっていく……。

が、なかなか、そうやって「何度も聞き込んでみよう」という所に行き着かないものも多い。

「初聞きから、感じることが出来る曲」とそうではない曲ってあると思う。
やっぱり、初めて聞いても、心に入って来やすい曲は、成功しているのかもしれない。ただ、分かり易すぎると、飽きるのも早いのかも知れないし……。

この辺りの、問題って……クラシック音楽がなぜ、多くの日本人にとってつまらないのか?という部分に関係した感情でもある。

最近ちょっと気が付いたことには、私やうちの息子、うちの生徒さんたちには、確実に「絶対音感」がある。
聴いた曲のコードも聴いた瞬間、「音名」に変換されるし、実は最近「脳研究」の番組を見ていて、この「ある音程を聞くと音名が『言葉』として浮かんでくる」のは「共感覚」というものらしい、と思った。
実は、これがあるヒトと、ないヒトの音楽の聞き方……心に入って来かたが、大きく違うのではないだろうか?と言う事だ。

クラシック音楽のように、たくさんの音程が交じり合う音楽を味わうとき、どの音のどの和音に、何を感じるのか、そこが、音名を聞き分けているヒトとそうでないヒトには、差があるのではないだろうか?
あと、音色の差も……。

吹奏楽とオケ……。両者の差はまず、弦があるかないか、なのだが、吹奏楽で弦の代わりをするのは、クラとか、サックス……。
特にサックスは弦と音が近い、というのを聞いて「ええええええ……」というショックがあった。
んな……アホな……と思ったが、実際使われ方はそうかも。
しかしオケにはサックスセクションはない。使う場合クラ奏者が持ち替える……が、よく考えたら、弦とサックスの音色って、……ミスマッチだ……確かに。

なんだろう、似て非なるもの……。

そういった事も、感じる人と感じない人で、……やっぱり曲の聞き方って違うよなぁ。

日本人に……というか、最近の人にというか……クラシックは好きじゃない、面白くない、というのは、そういう聞き方をする人間と、しない人間の差……なのかも。

ちなみに、これは「どちらが上」というのではなくて「どちらが好き」というレベルで考えないと……とは思う。私自身は「クラシック至上主義」でもない。
ビートルズだって、グレイアムだって大好きだし。
「絶対音感で、音名を唱えつつ(頭の中でどうしてもそうなってしまうので、やめる事ができない)聞く聞き方が良い」のか、それとも本当は「邪魔」なのか、それも、はっきりしない。

ただ、同じ音楽を聞いても、聞き方が違う人はたくさんいる、と言う事は確かなわけで、自ずから好みの音楽も違ってしまう、ということなのだろう、と思う。

結局、小さい時に楽器を自分で演奏する……練習をした人、ピアノにしろバイオリンにしろ……そういう人の数が「クラシック好き」になる人間の数と関係があるのかもしれない。

でも、もちろん、楽器演奏経験がなくても好きになる場合ももちろんあるし、一概に言えるものでもないにせよ……関係はあると思う、程度かな。
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[ 2008/05/27 23:00 ] 音楽 | TB(0) | CM(0)

ネットというもの。

小学校で、パソコン、インターネットの使い方を、授業で教えるようになったのは、いつ頃からだったろうか?
旦那と結婚したのは今から17年も前。結婚前に、彼はパソコンを購入、付き合っているときも、私もそれで遊んでいた。その頃、「パソコン通信」という呼び名で、文章の交換が出来ていた。

それでも、私自身は、結婚後もネットには手を出さず……よく、旦那が「ファイルどこに入れたか、分からなくなった~」だの「全部消えてしまった~」だので、クマのように部屋の中を歩き回っている姿を見て
「また、『パソローゼ(パソコンノイローゼ)』になってる……」
と、横目で見ていたのだ。
旦那のネット歴は17年、私は2001年から本格的に使い出したので、7年と言う所か。

私の印象では、昔は「パソコン=エッチ箱」、という感覚もあった。どうやら、「男の箱」……「オモチャ」w。
実際昔は、今よりもずっと操作も難しく、「理系的感覚」がない人間には使えそうもない代物だった。
それが、今では、男女とも、……老若男女、簡単に使えるものになり、便利になった。

しかし、ほんと、まだまだ、歴史的にはそんなものなんだな。

息子らが、高校、中学になり、自分のパソコンで、好きなように好きなものをパソコンで見聞きできる生活……。もっとも、使ってきた私ら世代でさえ、そんな年数。現在15歳の息子は、3歳でパソコンを立ち上げていた。
ということは、パソコン歴12年。
私より長いじゃない……。

今でも、大人でも、「パソコンしたことない」人もいる。「壊したら困るから、触りたくない」人もたくさん。
子供も、大人も……まだ、そんなものなのだ。

youtubeやら、ニコ動……でも、当然、うちでは毎日何らかの動画を見ている。あの、功名悪名名高き「2ちゃんねる」もだ。
そんな中だからこそ、家族で、「ネットというもの」について、話し合うこともよくある。
私自身、ネット生活7年間で、大きな(?)事件に関わったこともあるし、失敗もしたことがあるし、名誉毀損されたこともある。
被害者側として、テレビ局と、出版社から取材を申し入れられたことまである。

が。いまでも、こうしてネットに関わっているのは、「だからこそ」なのだと思う。

現在も、ブログを書いていても、本名はもちろん、息子らの名前は書いてきていない。自己責任で書いてもいい、とは思っているにしても……。
「ネットの中には魔物が未だ住んでいる」
と思っている。そして、その魔物とは「人の心の中にある、醜い物」、恨み、妬み、偽善、卑下、揶揄、誇張、妄想、嘘偽り。自己中心的な心から発する……。
楽しみ、笑い、励ましあい、友情を深め……だが、人間の心にあるのは、それだけじゃない。

自分が、普段生活している人々のなかでは、そのような醜い物をさらけ出せば、楽しい社会生活はできない。それを経験的に学んでいるから、本心を隠す知恵を持っている。
しかし、「自分が誰だか分からない」となると……たちまち、その「知恵」を手放し、「自己中心的思考」に支配される。
「名無しさん」とはよく言ったものだ。
「名」が無くなると、人間はこうも醜くなるものか……と思うことは、日常的にある。

しかし。それは、本当はありえない虚構の世界なのだ、と思う。
書いている人間には「名」が無くなることも、責任が無くなることもない。同じ人間同士の、コミュニケーション、意思伝達なのだ。
書いているときは、たった一人の部屋でも、たくさんの他人が、その「意思」を読む。ましてや、これはマシン、足跡も痕跡も残さずに、使えるものではない。
もちろん表面上、「誰が文字を書いたか」は、文章上に書かない限りは、読みようはないのだが、実際ブログにしろ、HPにしろ、管理している側には、アクセスしてきた人の「IPのホストアドレス」というものを見ることが出来る。
「ネットワーク」は物質的に繋がっているのだ。
多くのHPでは、アクセスカウンターというものが付いていたり(うちも右上に付けているが)中には「今アクセス中」の人数を表示している所もある。
また、表面上そのようなモノが貼られていなくても、管理人、HPの作成者にはすべて、アクセスしてきたIPを見ることが可能なのだ。

そして、そのIPとは、プロバイダが割り当てた文字列なのだが、それだけでは、たとえばどこの誰が、という個人特定までは出来ないので、一応見る側のプライバシー保護はされている。

ちなみに、携帯からのアクセスだと、携帯には実は「個体識別番号」をいうものが割り当てられており、やはりパソコンからと同じような文字列を、HP管理者の見る「管理画面」に表示される。
なお、この場合も、「電話番号」が見れたり、持ち主の名前が表示される、ということではない。

このことは、例えば、テレビにしろ新聞雑誌にしろ、配信側はもちろん身元を明かしてはいるが、テレビを見る視聴者側、読者側はいちいち「私が読みました」といちいち知らせて読むものではない。
そういうところからも、広く情報を不特定多数に見てもらうための、「手軽さ、気軽さ」を大事にした事からだと思う。

そして、もう一つ、なぜ「名無し」で使えるという幻想がはびこる事になったのか、その要因として、ネット普及、初期の頃からの「パソコン=エッチ箱」という図式の存在がある。
男性と女性の、ネットに関する認識は、実はぜんぜん違うものだとも思っている。
ビデオもそうであるように。
もっとも、子供達、または最近ネットに関わりだした女性たちには「そんな事ない!」と思われるかもしれないが。

……男性が女性を愛することと、女性が男性を愛することは、いろんな意味において違いがある。
男性は、女性に対する恋愛感情の中には、穢したい、というような感情が根底にあったり、そういったことに「罪悪感」を持っているような気がする。
しかし、女性は、男性と愛し合うことには、そんな罪悪感は感じず、やはり産む側の性だから、性的な行為も、愛する人の子供を作るために……などと思っている。(もちろん、それが全てでもないし例外もたくさんあるけどね)

そういった男性の心理の中で、このネットというものは、そういった「罪悪感を持つ行為」を満たす世界であったとき、この「名無し」だからこそ、……現実の女性には、出来ないことでも、ネットの中でなら、自分の残虐性や淫らな気持ちを開放することが出来る……。

だから、「名無しで通用する」と、思っていたいのだ。
もし、本当に、アクセスした者の名前も顔も、住所も分かってしまうようなものならば、これほどまでにネットの中で「性的なもの」があふれ返る事はなかっただろう。

つまり、本当はネット上で自分が誰なのかばれることも勿論イヤ、……また、HPを管理している側も、本当は匿名でないのがばれるのもイヤ。
その心理が、今のネットの「勘違い世界」を作り上げてきたと思う。

実際はプロバイダに、アクセス者のIPの開示を求めさえすれば、……それが、「違法行為をする者」だったりする場合は、開示が認められ個人特定することが可能になる。

だから、ネット上の脅迫、実名名誉毀損で、逮捕者や訴訟に発展する、ということになる。

……この事を、教えずにパソコン教育をするから、「勘違い」が起きるのだと思う。
もちろん、抜け道としてプロキシなども存在するが、それもブロックが可能……つまり、「名」を隠しては利用できないように、本当はなっているのだ。

なぜ、この事を、まず、パソコン教育で教えないのか?
それについて、息子に聞いてみた。すると
「先生らが、分かってないもん」
と言う答えが返ってきた。
やっぱりなwと思う。
子供達が……経験の浅い人たちが、なぜ、「勘違い」するのかは、「大人たち」の責任でもある。
「『名』が無いからこそ、本音を聞けて楽しめるのだ」というのは、幻想なのだ。勝手にそういう「自己中心」でいられる幻想世界を、作り出しているのだ。

そして……そんな、人々の作った幻想に惑わされ、ばれないと思い込み「醜い心をさらけ出した魔物」が、人の心を傷つけ、そして、傷つけられた側が反撃のために、幻想を現実に戻したとき……その報いは、幻想と勘違いをした本人に襲いかかる。「名無し」ではなかったことを、悟ったときには、もう手遅れ。

結局、それでは手遅れなのだ。

いつも、人間は「自己中心」。どうしたって、他人の心は分からない。いつも、自分が「他人の気持ちを想像する」、「自分だったら、こうする、こう思う」という観点でしか、ものを考えることは出来ない。
だが、それでも……たとえ、一人の部屋で、言葉を書こうとも「読んだ人がどう思うのか」を想像しないで言葉を書いてはいけないのだ、と思う。
現実のコミュニケーションでも、精一杯想像しても、失敗することがあるというのに、ましてや全く想定しないで発言すると、恐ろしいことになるのは、明白だ。
自分が書いた言葉は、他人から、跳ね返ってくる。
他人を攻撃すれば、必ず攻撃し返される。
それがコミュニティであり、現実であれネットであれ、どんな形であれ、自分と他人との関わりの場なのだと思う。

どうか、これを読んだ人たち、この機会に「ネットを使っての人との関わり」について、考えてみてください。そして、この、素晴らしいネットワークツールを、子供達に、大人たちに、使えるように指導するとき、自分は「名無し」でも「独り言」でもない。そして必ず読む人の「心」がその先にあることを、教えて下さい。

なんぞと、思うw。
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[ 2008/05/25 23:19 ] 日常思うこと。 | TB(0) | CM(0)

一泊旅行。

中学校は、1泊旅行……で、夕方帰ってきた。
うおーたった一晩でも、下の子がいないって、……サビシー。
やっぱり、なんだかんだ言っても、兄ちゃんは高校生だし、……子供って大きくなってくると、まぁ、似たようなレベルで話せるのは面白いが、やっぱ、寂しい気もする。

「自閉特性」について、先の記事にも書いていたが、やっぱり、人によっては慣れない場所へ行くことや、ずっと友達の中で過ごすことに問題があることも、あるけれど、うちのジュリさんはそういう事には別段、問題はない……と思う。

診断されるまで……小学2年生の3月に医療機関にかかるまでは、「う~ん、同学年の子より幼いかも」と思ってはきたが、小学1年生のときから、2年、3年と毎年、市の主催する青年団体のキャンプに、夏休みごとに、お兄ちゃんと参加させていた。
うちは兄弟、3年あきなので、ジュリが1年生のときはキリンは4年生、……つまり、兄ちゃんが6年生の年まで。

まぁ、一人きりでキャンプ参加は、やっぱり不安も感じても、いつも兄ちゃんと一緒だから、心強かった。
場所は、伊賀の青少年センターや、琵琶湖の年もあった。
大抵は2泊3日。青少年団体のお世話をしてくれる大学生の人たちは、とてもいい感じの人ばかりで、うまくリードしてくれていたと思う。

そんな事もあって、子供だけの旅行も、キャンプも、私としては心配はしていなかった。
でも……むしろ中学に入学して、「自閉」ということについて、先生方にお話をしたものの、普通、まだ「どの程度、学校生活上問題があるのか」は、本当に接してもらわないと言葉だけでは伝わりにくい。

実際に……一番初め、小学3年生に上がった4月に、当時の担任の先生に伝えたら、「大きな誤解」が多々生じてしまった……ということがある。

2年生まで、テストも、悪いなりに、……40点の時もあれば、80点の時もあったというのに、3年生になって以来は、0点、20点、……名前すら、かかない、白紙もたくさんあった。
テストで何もしないジュリに「こうしなさい」というのは、……この子は障害があるから可哀想だ、と思われたのだった。
宿題や、漢字も、その時期が一番ひどかった。
言われないと、ピンとこないことが多い子なのに、言われなければ……そうなる。

その他にも、エピソードはたくさんあったが……。しかし、親ですら、「自閉症とは」という事が、分かっていない部分も多く、関わり方を失敗した、と思って、いろいろ対応を考えていく事の繰り返しだった。

また、それは、わが子への対応でもあり、先生や、周りの子供への対応も然り。

そういった事をとおして、本当に思ったのは「自閉」という言葉のもつ「語弊」が、状況を混乱させるのだな、ということ。
「『自閉』の診断をされた子供が、親の同行しない旅行でも、大丈夫」
と、言葉で言っても、私自身であっても、よその子供をもし預かる側ならば、不安に思うだろうな。

まぁ、実際、「うまくいっていました」という、先生からのご連絡もいただけて、ホッともしたんだけど、この事って、ずっと付いて回るのかな~と思うと、やっぱり、多少「カミングアウト」しているという事に、これでいいのかなぁ、と思ったりもする。

ほんと、診断された時の通り、「微妙」なレベルなので、……きっと同じくらいの、問題行動のある(あった)子でも、診断されずに普通に学校生活を送って、そのうち大人になっている人も多いんだろうな。

でもま、何にしても、「知らないより、知っていた方がいい」のは、確かだ。
世の中には、いろんな人がいて……いろんな身体障害を持つ人や、精神的な障害を持つ人もたくさんいて……自分自身が今、その事に直面していないからと言って、人が困っていようが、苦しんでいようが関係ない、などという事が、むしろ「人間として欠けている」のか……分かるから、いいんじゃないのかなーとも思う。

だって人間誰しも、いつかは病気になったり、老いて、ボケちゃうかもしれない。いつまでも健常で、突然死ぬ、人ばかりなわけでもない。

それでも、いつも「自分が、障害のある立場だったらこう思う」という、自分自身の想像からしか、何も出来ないんだけどねぇ。

息子とはいえ、違う脳ミソで考える、違う人間なのだから、私は私なりにしか、彼の気持ちを想像するしかないんだけれど、……ま、いつも、「学校も、友達も、また仕事をしても……生きるのは面白い」と思える生活を送れるように……。
賢くなって欲しいやら、金持ちになって欲しいやら、大義名分はどーでもいいから。(いや、別腹では欲望で満ちあふれて……@@@w)
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[ 2008/05/24 17:10 ] 勉強、学校 | TB(0) | CM(0)

ああ、失敗!!

どーも、キリンさんと、報告連絡が上手くいっておらん!!
午前中出かけて、昼は帰宅、そしてまた午後……。
センチュリーユースのセクション練習だった。
ハチャトゥリアン:ガイーヌ「剣の舞」「レスギンカ」に加えて、ドボルザーク8と、チャイコのロメジュリに取り組む。ロマン派堪能ねっ♪
ガイーヌは1stで、とにかく難曲。

しかーし以前からスケジュールは分かっていたのに、学校に連絡しておらず……というのも、午前中は登校する予定だったようだ。
しかーし。
なんか、朝に連絡しても、繋がらなかったようで。
母としては「連絡しなさいよ!」と念を押しておいたのに。

別に、病欠ではないので、親からすることもないかな?と思ったのが、マチガイね。

そう、キリンの高校は、「土曜休日」ではない。
オーケストラの練習は、音楽能力の向上のための活動と言うことで、特別に月2度の練習のために、午後欠席させてもらっている。
なのに……きちんと、連絡をしないとは、どーゆー了見(●`ー´●)プンプン!


と……いいつつ、実は私も……ある重要なことを、忘れてしまっていて、……というか勘違いしていたのだが……あんまり、偉そうなことは言えないんだけどもぉ。
ま、その件については、「都合の悪い事は一切書きましぇ~ん」の信条の元、オフレコで。
(実際のお知り合いの方で「何忘れたんよ!?」と気になる方はぜひ、お会いしたときに訊いてくださいw)
子が子なら親も親?
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[ 2008/05/24 13:43 ] オーケストラ | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

工藤 直子

Author:工藤 直子
お互いの顔の見えるお付き合いができる利点で近頃
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音楽教室は、4月年度代わりの、5月スタートのところが多いですが、ウチでは、いつでもスタート受け付けています♪
いつもどうすれば「より短時間でより上手くなる」か、「たくさんの曲が弾けるようになる」か、「楽譜ナシで自分で伴奏が出来るようになる」かなどを考えつつ、レッスンしています。

ただし!質の高い音楽をやるからには「楽譜から曲をきちんと解釈すること」は不可欠。ソルフェージュも力を入れます。

※現在のところ、早期開始の全員、「絶対音感」を身に付けてもらっています。

私自身は、きちんとした「訓練」によって付いたものではないのですが、とにかく「便利な能力」。息子達には付けさせるぞ!といくらかの本を買い、実行した結果「完璧な絶対音感」が身につきました。

その実績を生かして、生徒さんにも実践しています。

もちろん、特別な料金など要りません。あくまでも自然に当たり前に、「絶対音感持ち」になります^^。

ただし、これは「8歳までのお子さんまで」に実践しないと、脳の発達上、難しいです。

これが、音楽は早期教育が必要な所以です。

年間45回レッスン、(1月、5月、8月は3回月、その他の月は4回レッスンです)、一回40分レッスンです。

教室空き時間" target="_blank" title="教室空き時間">教室空き時間

ピティナ指導会員♪

PEN会員♪

メールフォームからご連絡くだされば、詳細をお知らせします♪
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
グランドピアノYAMAHA C3X、グランドピアノC1、サイレント、KAWAI 電子ピアノCA95、トランペット6本(スパーダ、ヤマハC管YTR-8445S KMV、ストンピ ピッコロトランペット、ヤマハYTR-4335GS、ニッカンコルネット、スワロー、Jマイケル250、ポケトラ)Tpマウスピースは現在15本。
サックス2本(Jマイケルアルト、テナー)
クラリネット、フルート(いずれもJマイケル)
バイオリン3本(SUZUKI、ハルシュタットV45、バッタモン、弓4本)
チェロ(ハルシュタット)
エレキギター2本、ベース1本、フォークギター(MORIS)、ギタレレ、ウクレレ1本
ブルースハープ3本(C,F、B)
お箏、三線、尺八
リコーダー(ソプラノ3本、アルト2本)
ピアニカ2台、タンバリン、トライアングル、カスタネット、鈴
と、キーボード(YAMAHA)、EMR1(MIDI音源)など、数えたら40ほどの楽器に囲まれております。

とにかく、家族で楽器オタクです。

クラシック、ジャズ、ロック、邦楽(お箏、三味線、民謡、演歌含むw)大好き。

また、大変ガンオタ(ガンダムのみ1年戦争限定)・・・加えて、アニメ全般、どの楽器でもアニメソングを演奏できますデス♪(それが一番楽しかったりして?)

このよーな大変オタッキーな銀猫一家ですが、よろしくお願いいたします。

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